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Aside
地下牢に到着し、見たのは怪我だらけのアイラ。
それは火傷跡や傷、様々だった。
ai「ｯ...今日はあの女たらしの男じゃないのね。貴方が来るなら、あの男の方が良かったわ。」
俺はそう言うアイラを黙って見ている。
ai「情報は吐かない。私はあの国を裏切らない。情報を吐くくらいなら、死んだ方がましよ。」
『...それは本当か？』
ai「え...？」
俺はアイラをしっかりと見つめ、言う。
『死んだ方がいいのなら、ここでの生活に耐えられずに死ぬことをもっと早く決断する。
鬱にでもなっているのか？
本当に自分が必要かどこまでも落ち込み、死ぬ気にもなれず、だからといって生きようともならない。
俺はそんな奴を何人も見てきたぞ。
お前は本当に死にたいのか？』
俺はしっかりとアイラと目を合わせ、優しい声で聞いた。
ai「わ、私は...まだ、生きたい。何も...まだ何も、やりたいことを、やれていないもの。」
『...俺もお前を殺したくないんだ。』
ai「で、でも...M国の情報は、言えないわ。
あの人は、いつも私を見張っている。あの人がいない所でも、私が何をしたか知っている。たとえ他の国であっても...。
もし、今ここで情報を吐いて、我々国で生きれても、M国の人間に殺される。
同じなのよ。結局は、死ぬ運命なのよ。」
『そんな運命、俺が変えてやる。』
俺はアイラに近づき、少しアイラの服を調べた。
ai「ちょ、ちょっと！何するの！？」
『じっとしてろ。』
...あぁ、やはりな。
俺はアイラの服に仕掛けられていた盗聴器を取り出し、壊した。
ai「え...？...それは...盗聴器？」
『さっきのお前の話を聞いていて少し引っかかる所があったんだ。人間は神様じゃない。お前の行動全てを知ることは人には到底無理だ。他の国に行ってる人のすべてを知ることはなおさらな。』
ai「盗聴器があったから...だったのね。」
『あぁ。もうこれで誰にも聞かれていない。』
俺はニヤリと笑う。
『さぁ、こちらに寝返り放題だぞ。
どうする？アイラ。』
ai「...いいわ。あの国のことを教える。」
『ﾌｯ...協力感謝する。』
インカムでグルッペンにアイラが協力してくれることを伝える。
あぁ...アイラに言っておかないとな。
『アイラ、何か恐れているようなら言うが、
例えM国の連中がお前を殺そうとしてきても、俺がそうさせない。
必ずお前を守る。』
ai「...貴方を、信じるわ。」
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ゆかり(プロフ) - あうあさん» ありがとうございます！最後まで読んでいただきありがとうございました！(*´∀｀)番外編が出るまでお待ちください☆ (2020年5月12日 20時) (
レス) id: 90177999dd (このIDを非表示/違反報告)
あうあ - 最っ高でした。完結おめでとうございます！お疲れ様でした！！番外編楽しみにしています！ (2020年5月12日 20時) (レス) id: 8787b22be6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - らうさん» ありがとうございます(*´∀｀)ベルア国と白い人ですねφ(.. )了解です！番外編が出るまでお待ちください☆ (2020年5月11日 23時) (レス) id: 90177999dd (このIDを非表示/違反報告)
らう - お疲れ様でしたー！！本当にめっちゃもうすごい楽しかったです！！(?)ちょっと寂しい気もしますが…番外編、楽しみにしています！！！ベルア国の幹部？さん達との絡みも見たいですね…！！某白い人との絡みも見たいなーなんて…()番外編も頑張ってください！！ (2020年5月11日 23時) (レス) id: 6a8d655ba3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 奈飴亜@歌い手色の占ツク民達さん» ご丁寧にありがとうございます(*´∀｀)アイラの恋について私も応援したいですね！番外編が出るまで時間がかかるかもしれませんが、お待ちください☆ (2020年5月11日 17時) (レス) id: 90177999dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆかり | 作成日時：2020年4月9日 23時
