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Aside
俺がそう言うと鬱さんは顔を歪め、何も言わなくなってしまった。
『少し頭を冷やしてはいかがですか？感情的になっては何も論理的に考えられない。
貴方もよく分かっているでしょう？』
ut「...。」
『本日はお引き取りください。
今回は文句を言いに来ただけかもしれませんが、私はいつでも依頼を受け付けます。』
鬱さんは何も言わずにここを出て行った。
さっきの反応から、俺の推理はほぼ合っているだろう。
完璧ではないが...。
あの話を深めると、"真相"はもっと別のところにあるだろう。
だが、彼の謎は解けた。
この、どことない達成感は俺を満たしていく。
あぁ、気分がいい...。
今日は久しぶりに下で飲むか！
その日の夜、俺は事務所の下のカフェに行く。
「いらっしゃい...ってAさんか。」
そのカフェの扉を開けると、店員の男性が出迎える。
カフェに他の客はいなかった。
『久しぶりに飲もうと思ってな！いつものを頼む！』
「...この店はいつも酒を出さないし、ここはバーじゃないんですけど？」
『いやぁ〜、久々にいい謎が解けたんだよ〜。』
俺はそう言い、カウンターに座る。
「聞いてないし...。Aさんだけですからね？ここで酒頼むの。」
『悪いな！いつもありがとう。』
彼は呆れつつも、酒を準備する。
その男性は、今はカフェの店員をしているが、かつてはバーテンダーをしていた。
だから、彼の出す酒はいつもうまい。
「お待たせしました。どうぞ。」
『あぁ、ありがとう。』
「それで？今日はどんな謎だったんですか？」
『...お前もお前で俺の話、楽しみにしてるだろ。』
「別にいいじゃないですか。話の1つや2つ。」
『まぁ、いいけど。』
俺は彼が持ってきた酒を一口飲みながら、今回の事を話始める。
『今回は、まぁ、まず依頼してきた人の話になるんだが...7人の女性が依頼してきて、全員が浮気調査を頼んで来たんだ。同じ相手の。』
「え！？...その人、7股してるってことですか？」
『あぁ、別れたらしいが。』
「有る意味すごいですね...。」
『...そいつはこの国の幹部だぞ。』
「幹部...？あーもしかして、鬱様ですか？」
『そうだな。それで...調べるに当たって気になってな。何故そんな人になったのか。』
「なるほど。それを解いたんですか...。
...Aさん、噂をすればなんとやらってやつですかね？」
店員がそう言った後、カフェの扉が開いた。
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ゆかり(プロフ) - 紅さん» ありがとうございます(*´∀｀)嬉しいです！探偵を続けるのか、軍に入るのか…それは彼の決断によるものでしょうね。今後もお楽しみください☆ (2020年7月8日 21時) (
レス) id: b563335985 (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - 初めてこの作品を見させて頂きました！好きな探偵物とd！の融合と見て飛んできました←はっきり言います。最高です。トリックもストーリーも、全てがプロ結果です。これからも応援させて頂きます(￣^￣)ゞあ、個人的には探偵にはこれからも探偵をやってて欲しいですね… (2020年7月8日 21時) (レス) id: 9d453c3be0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 蓮さん» ありがとうございます(*´∀｀)ムリは、しません。お気遣いありがとうございます(*´ω｀*)今後もお楽しみください☆ (2020年7月4日 19時) (レス) id: b563335985 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - 偽りの花、終わりましたね…お疲れ様です！！grさんが軍に入れたい気持ちも分かるけど、探偵さんにはやっぱり探偵業をやって欲しいよね。うん。まぁ、これからも無理しない程度に頑張ってください！！！無理されない程度に！！！(大事なことだから二回言った) (2020年7月4日 19時) (レス) id: ce94435e90 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 蓮さん» それなら良かったです(*´ω｀)コメントありがとうございます(*´∀｀*) (2020年7月2日 19時) (レス) id: b563335985 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆかり | 作成日時：2020年5月21日 15時
