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no.side
国王に近づく我々国の総統、グルッペン・フューラー。
元々いた護衛の2人は我々国の幹部によって上手く行動することができない。
グルッペンが話し出す。
gr「やぁ、ベルア国の国王。ご機嫌如何かな？」
王「ｯ...。何故ここにいるのだ！」
gr「何故...。決まってるだろう？お前をこの手で殺す為だ。」
そう言ってグルッペンは胸元から拳銃を取り出す。
王「ひっ...。」
その銃口は真っ直ぐと国王に向き、今にも引き金を引きそうな様子である。
王「お、俺を殺さないでくれ...！俺は、まだ、死にたくない！
お、俺の負けだ...！何でもする！
だから、殺さないでくれ！」
gr「ほう。何でも、か。」
グルッペンは少し考え言う。
gr「では、其奴を我々の仲間として引き抜く。それでいい。」
王「あ、あぁ、分かった。A、お前は今から我々国のモノだ...。」
『モノ...ですか。』
Aはゾムに攻撃していた手を止め、国王の方を向く。
そして、国王に近づきながら話し出す。
『貴方はいつもそのような言い方をしますね。国民も、軍兵も、そして、この私も国王の装飾品ですか？』
王「A、何を言っている。当たり前だろう？この国にあるもの全てが俺のモノだ！人も、モノも、この国全て、俺が作り上げたモノ！
他の国では、人権という権利があるみたいだが、俺はそんなものはどうでもよい。
我が身分は国王という最上位の身分である！
俺以外の者は全員、俺の言うことを聞けば良いのだ！」
その国王の答えを聞いた瞬間だった。
Aは国王に向かって殺気を出す。Aの瞳はとても冷たい瞳だった。
その場に緊張感が漂う。
我々国の幹部はその緊張感で動けない。
『国王、人は人間であり、モノではない。身分関係なく、誰もが人間である。貴方もだ。
貴方は国王以前に、人として最低である。
自分勝手で強欲。
俺にいつも仕事を押し付けた。
貴方には人の心があるとは思えない。
そんな貴方に予言をしておきましょう。』
Aは手に持っていた剣を国王の真横に刺す。
『欲望はいつか自分の身を滅ぼし、貴方が起こした罪は裁かれる。
俺はそのような人間をたくさん見てきた。
その人間の結末は凄惨な死。
貴方にもそれが待っているだろう。』
Aは剣から手を離し、扉の方へ向かう。
『行きましょう、総統様。』
gr「あ、あぁ。」
Aと、我々国の幹部と総統は国王の部屋から出た。
我々国の勝利。
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ゆかり(プロフ) - シラゆさん» ありがとうございます(*´∀｀)嬉しいです！頑張ります！次作が出るまでしばしお待ちください☆ (2020年4月9日 12時) (
レス) id: 90177999dd (このIDを非表示/違反報告)
シラゆ - コメント失礼します(小声)もう終わりか、寂しいな、なんて思っていたら【第1章】！？！？好きです.......頑張って下さい！他の作品も見せて頂いています！陰ながら応援していますね！コメント失礼しました。 (2020年4月9日 12時) (レス) id: dc5a42bdb9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - かりん♪さん» ありがとうございます(*´∀｀)頑張ります！しばしお待ちください☆ (2020年4月7日 17時) (レス) id: 90177999dd (このIDを非表示/違反報告)
かりん♪(プロフ) - 続編すごく楽しみです！！更新お待ちしてます！ (2020年4月7日 16時) (レス) id: c8babae8e3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - もっちさん» ありがとうございます(*´∀｀)もう少し先があります！更新をお待ちください☆ (2020年4月7日 13時) (レス) id: 90177999dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆかり | 作成日時：2020年3月18日 23時
