8-卒業 ページ41
だいぶ遅れましたが卒業シーズンなので書いてみました
作者アニメ勢です完全妄想で書きます
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思えば、3年間本当にあっという間だった。
強豪バレー部のマネージャーと言う肩書きで3年間過ごしてきて、みんなの"マネージャー"として、仕事をこなしてきたつもりだ。スポドリの作り方や味なんて分からなかったから研究を重ねたり、記録だって本当は苦手でやりたくもなかったけど、部員と仲良くなるにつれ「もっとサポートしたい」そう思ったから記録も細かく書くようにした。
選手になることを諦めた私はマネージャーとして、みんなをサポートできていたと思う。
バレーと、部員のみんなは、私の全てだ。
毎日通ってきた体育館を見上げる私の目に、涙が溜まる。泣いちゃダメだ、泣かない、ってやっくんと約束したもん。必死に堪えるように顔を上に上げた途端、視界に見慣れた黒髪が見えた。
「なに泣いてるんですかAサン」
コツン、卒業証書を私の頭に当てるクロ。
「泣いてないし」
なんて強がったけど、声は震えていた。そんな私にひどく憐れむような、優しい視線を向けるクロは、腕を広げる。
「今ならボクの胸、空いてますけど」
お調子者なのは、3年間変わらずだった。揚げ足取りなのが趣味なのかと思うくらいすぐバカにしてくるけど、そんな男に甘えてる私も私だ。何年もずっとバレーをしてきて鍛えられた、クロの胸板が大好きだから。
素直じゃないし、甘えるのだって下手くそだけど、クロはそんな私をよく理解してる。だからこうやって、私が甘えやすいような言葉使いをしてくれるんだ。私はきっと、いつか来るかもしれない別れの日まで最後までずっとこの男が好きだと思う。別れ、だなんて考えたくもないけど。
「あっ！黒尾さんとA先輩がイチャイチャしてるー！」
リエーフの声が聞こえて、慌てて私たちは体を離した。声が聞こえた方に目線を向けると、そこには大好きな部員のみんながいる。必然と、なのかは分からないけど、結局集まるのは体育館らしかった。
「やっくん泣いてるじゃん」
「Aだって泣いてる」
泣かないなんて、私たちには無理だったみたい。海も若干涙ぐんでるし、猛虎なんて大号泣じゃないか。研磨は…分かんないけど。
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チョギヨ(プロフ) - 黒尾ファンさん» 泣いてくださったんですかありがとうございます🥹🥹がんばります💖 (3月20日 22時) (
レス) id: 35fb781d26 (このIDを非表示/違反報告)
チョギヨ(プロフ) - コーンクリームコロッケさん» ごめんなさい今気づきました😿‼️ありがとうございますたくさん見返してニヤニヤしてください💖💖 (3月20日 22時) (レス) id: 35fb781d26 (このIDを非表示/違反報告)
黒尾ファン - まじで感謝します、、、泣きました。嬉しくてこれからもいろんなものをつくってください。応援してます！ (3月20日 21時) (レス) @page40 id: 13c9948002 (このIDを非表示/違反報告)
コーンクリームコロッケ(プロフ) - えいやあああああああああああああああああああ！！！！！！！！なんで美味い話なんだああああああああああああ！！もうほんとに黒尾さーん………！最後までニヤニヤしながら見させていただきました最高でした！ (2月19日 13時) (レス) @page33 id: 45395c9c17 (このIDを非表示/違反報告)
ちよちゃん(プロフ) - めいさん» めいさんありがとうございます🥹海水染みそうですね、、( ˇωˇ ) (11月23日 20時) (レス) id: 35fb781d26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちよちゃん | 作成日時：2023年11月13日 18時
