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ゼリーを無事食べ終えて、黒尾ママにより私は再びベッドに戻された。ゼリーのゴミを片付けてるクロをじっと見つめる。
横顔綺麗だな、なんて。
「…そんな見つめてなに？ア、見惚れてる？」
「…見惚れてる、って言ったら？」
熱のせいにして少し素直になってみた。クロは予想外だったのか一瞬目を見開いたけど、すぐいつものような表情に戻る。
「随分口の回る病人ですね」
そうニヤニヤしながら言うクロになにかを言い返す元気もない。ただ分かるのは、クロとふたりきりの空間に異常にドキドキしてる心臓と体のだるさだけ。
「Aが起きる前リエーフ本棚漁ってたぞ」
「うそ」
「まじ。漫画めっちゃ読んでた」
そう言われ部屋にある本棚を見る。1部はちゃんと受験生らしく参考書とか…ある、けどほとんどは漫画。コレクションしてるようなものだから確かに男子が見たら読みたくなるのは分かるが。
「…あとちなみに寝顔撮ってた」
「それは許さない」
わたしのツッコミにクロはまた楽しそうに笑う。盗撮は犯罪なんだよ、リエーフ。
「俺も撮った」
「…けして」
「いやでーす」
「犯罪者」
「人聞きが悪いな」
クロのフォルダに寝顔の私がいると思うととてつもない羞恥心に襲われる。いや、リエーフのフォルダにあるのも変わらないんだけど。……クロだとなんかいやだ。はずかしい。
「………ねぇクロ」
「ん？」
「…甘えていい？」
人肌恋しいのか、寂しいのか。わけも分からず自分の口から勝手に出た言葉に驚いた。甘えていい？なんて、恋人に言うような事じゃないか。クロは薄く微笑んで口を開く。
「…もちろんですよオジョーサマ」
布団からはみ出てるわたしの手をとって優しく握る。わたしよりもずっと大きくてゴツゴツしてるクロの手は冷たくて気持ちよかった。だけど、手を繋いでるせいでわたしの熱がクロに伝わり徐々にその冷たさは消えていく。ゆっくり瞬きするわたしに気付いたのか、クロは反対の手で子供を寝かしつける時のように布団越しにわたしのお腹をトントン、と規則正しく触れる。
ドキドキしてるのは熱のせい。顔が熱いのも熱のせい。今日だけは全部、全部全部熱のせいにして許して。わたしの意識が途切れる直前、目に飛び込んできたのは、愛らしさにあふれたクロの顔だった。
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チョギヨ(プロフ) - 黒尾ファンさん» 泣いてくださったんですかありがとうございます🥹🥹がんばります💖 (3月20日 22時) (
レス) id: 35fb781d26 (このIDを非表示/違反報告)
チョギヨ(プロフ) - コーンクリームコロッケさん» ごめんなさい今気づきました😿‼️ありがとうございますたくさん見返してニヤニヤしてください💖💖 (3月20日 22時) (レス) id: 35fb781d26 (このIDを非表示/違反報告)
黒尾ファン - まじで感謝します、、、泣きました。嬉しくてこれからもいろんなものをつくってください。応援してます！ (3月20日 21時) (レス) @page40 id: 13c9948002 (このIDを非表示/違反報告)
コーンクリームコロッケ(プロフ) - えいやあああああああああああああああああああ！！！！！！！！なんで美味い話なんだああああああああああああ！！もうほんとに黒尾さーん………！最後までニヤニヤしながら見させていただきました最高でした！ (2月19日 13時) (レス) @page33 id: 45395c9c17 (このIDを非表示/違反報告)
ちよちゃん(プロフ) - めいさん» めいさんありがとうございます🥹海水染みそうですね、、( ˇωˇ ) (11月23日 20時) (レス) id: 35fb781d26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちよちゃん | 作成日時：2023年11月13日 18時
