検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:5,707 hit

9話 ページ10

「A姉様も、
 僕のこと好き?」

A姉様・・・。

なんか、名前呼ばれるだけでときめく・・・。

上目遣いのウルウルな瞳。

可愛いけど、私には効かないよ♪

・・・ちょっとしか。

からかってあげようかな。

耳元まで口を近づけて、

密耶くんにこういった。

「好きだけど、
 猫かぶってない密耶くんのほうが、
 私は好きよ?」

ニコッと笑うと、

効果抜群♪

「っ!」

顔を真っ赤にして、

逃げていった。

可愛い♪

「なんて言ったんですか?」

敬語なんて要らないのに。

こっちも、からかってみるか。

「こういったの。」

そう言って、

刹那くんの肩に手を置き、

思いっきり背伸びする。

そして、刹那君の耳元で、

同じ事を言う。

「今の刹那くんも好きだけど、
 猫かぶってない刹那くんの方が、
 私は好きよ?」

「っ!」

「あらあら。」

同じ反応・・・。

「やるな、Aさん。」

ニヤッと笑う悠河くん。

「そうでしょ?」

私もニヤッと笑い返した。

10話→←8話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
設定タグ:お嬢様はお嫁様 , 刹那
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Dawning sky(プロフ) - 実鶴さん» 暖かいコメントありがとうございますm(_ _)m (2016年8月14日 17時) (レス) id: 2a89c6d8ba (このIDを非表示/違反報告)
実鶴(プロフ) - 次から気をつけてくれれば大丈夫ですよ (2016年8月14日 17時) (レス) id: aea7867df5 (このIDを非表示/違反報告)
Dawning sky(プロフ) - 実鶴さん» すいません!気がつきませんでした、教えてくださってありがとうございますm(_ _)m (2016年8月13日 20時) (レス) id: 2a89c6d8ba (このIDを非表示/違反報告)
実鶴(プロフ) - オリフラ外してくださいね (2016年8月13日 19時) (レス) id: aea7867df5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Dawning sky | 作成日時:2016年8月9日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。