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１話 ページ2
Aside
誰かに揺さぶられている。
ゆっくり目を開ければ、そこには見知らぬ男２人がいた。
「っ！」
見知らぬ部屋。見知らぬ男２人を見た僕はSAN値チェ…っと他のゲームが入ってしまった…いけない、いけない…
驚いて思わず後退して２人をじっと見つめれば、いかにも不健康そうな男が話しかけてきた
「えー…君、こんな森の中で何してるんや？？」
「森…？」
おかしいここは森ではなかった筈だ。それに…ここには博士がいたはずだ。ここに来るなら博士を見たはずだ。それに、博士は僕に眠れって…
「博士は…？」
「博士？なんや博士って」
「博士はどこ？！もしかして、クルシュの国の軍の人なの？！」
博士は、クルシュ国の人から逃げなさいって言ってた。慌ててるけど、ここにいたら大変だ。
寝起きで急だけど…ギュッととっくに無いはずの足に力を入れて走り出す。
「え…」
そんな声が聞こえた気がしたけど気のせいだ。
それより僕は探さなきゃいけないんだ。博士と、兄弟を！
ギシギシと音を立てる義足。あぁ、きっとこのままだとまた壊してしまう。
「チィィス！！」
「うわっ？！」
目の前に緑色のフードの青年が落ちてきた。
その時、バキリと音を立てて崩れた
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作者名：翔和 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年2月14日 12時
