【ハイキュー】皇帝と呼ばれた少年 Fifth step【男主】

163歩めっ！ ページ15

A「てか、2mはデカい。絶対少しのジャンプで手が出るよ。」
縁下「てか、どうした2mなんて身長が出るのか知りたい…」

バレーは、少し理不尽だと思うかもしれないが、身長がものをいう時がある。
その分、空中戦が有利になるし…パワースパイカーであればあるほど、有利になっていく。

その時、フッと2mがひー君の後ろを通る。

日向「うひぇ！？」

俺は、今ひー君の正面から見ているからこそなのかもしれないが…
ひー君がもの凄く小さく見えるし、2mがもの凄くデカく見える。

日向「うおお…やっぱ2mデカい…」
山口「201cmと162cmか…」
日向「！、四捨五入すれば俺は163cmです！」
月島「201cmと162cm…約40cm差か…」
日向「聞けよ！」

ひー君、四捨五入して＋１cmは約40cmの壁にはなんの意味もないよ…

谷地「よっ、40cmなんてキーテイちゃんと同じサイズだよ！そんな大きくないよ！」
月島「それはフォローなの？」

40cmってさ、30cm定規置いても足りないんだから俺はそれだけでデカイ差だと思うけど、これは感じ方の差かな…

山口「確かテカチュウも40cm。」
月島「フジクジラも」
谷地「フジクジラ…？」
月島「サメの一種。」
山口「ツッキー博識！」

あー…そんな事言ってるとひー君拗ねるぞ〜

A「てか、フジクジラって言ってサメの一種なのかよ…」

だったらフジザメ？とかにしとけよ…
その時、ピピーッと前の試合の終了を告げる笛が響く。

大地「行くぞ！」
「「「「しゃあっ！！」」」」

その掛け声と共に俺達はコートへ駆け出した。

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