【ハイキュー】皇帝と呼ばれた少年 Fifth step【男主】

162歩めっ！ ページ14

ひー君とひとっちは、ガタガタと震えている。
俺は多分、眉間にシワが寄ってると思う。

今、対戦しているチームの勝った方と戦うことになるのだが…

「なーんか遠近感狂うよな…俺さ、さっき隣に立ってみたけどデカかったわ…」
「そりゃデカいわ！だって2mだぞ！？」

そう、先程の声の通り、今対戦しているチームに2mの巨人がいるのだ。
ネット際の時は負けそうだから勝負しない方がいいかもな…
その時、2mがボールを相手コートに叩きつける。

日向 谷地「「ひぃ！！」」
田中「うぎゃっっ！」
旭「うーん…凶器…身長が凶器…」
A「えげつないな…」

ピピーッと試合終了の笛がなる。
俺は隣を見ると龍がバナナを食べてるし、トビは〇ィダーを飲んでいた。
てか、龍。バナナ似合いすぎだろ←

影山「次の対戦相手、決まったな。」
日向「…あの2mを倒さなきゃ、代表決定戦には進めない…！」

そう、１０月にある代表決定戦に進む為には、あの2mを倒さなければならない。
面倒な相手そう…でも…

A「…ぶち抜きたいな…」

そう、逆にあんな高い壁をぶち抜けたら最高に気持ちいいだろうな…

A「よし！そうと決まればブロックをぶち抜く準備を…」
縁下「何言ってんだよ、捕まったら元も子もないからやめなさい。」

俺は、その言葉にコクリと頷く。
俺の中でチカ君と大地さんは絶対だから。
逆らったら、お陀仏コースが待ってるし…

大地「次の試合、勝てば１０月の代表決定戦に進める。絶対に勝つぞ」

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