【実況者】弱点だらけの僕と【wrwrd！】 (ページ7)

今日:8 hit、昨日:1 hit、合計:27,739 hit

５話ページ7

Aside

白い壁、白いベット。何もかも真っ白な世界で、逆に、病気になりそうな空間で、まっずい薬を飲まされた俺は、横になっていると、べシン…と固いものでやんわり叩かれた

神「飲みすぎによる二日酔いだね」

A「やっぱりぃぃ…」

予想的中。しかし、しんぺい神のおかげで何とか頭痛吐き気から解放されつつある俺は、今日の予定を思い返した。

…報告書終わってない…

終わってない、終わってないと上げていたら全然仕事が終わってないことに気づいた。
…俺ってこういう時に運がない…

A「しごと…」

と起き上がろうとすると、片方の肩をひとらんがもう片方をしんぺい神が押してベットに戻される。
キョトンとしていると、しんぺい神が俺に馬乗りになって耳元で囁く。

神「…大人しく寝るのと、俺と一緒に天国見るの…どっちがいい？」

ゾワゾワ…っと、耳に吹きかけられた男からの甘い言葉から逃げるように、バッサリと頭まで布団を被る。

しんぺい神の楽しそうな声と、らんらんの静止の声が聞こえる。
なるものか…男としてそっちに目覚めてなるものかと、必至に目をつぶって逃げると薬のせいか、ふわふわとした眠気が俺の意識をかっさらって行った…