爆音 ページ26
Aside
私は、斜面の方にたどり着くと、セールイを轡を木に括りつけ、師匠に待ってもらって斜面を下る。
そして地面を見る限り旅団程の人が通った足跡はない、私は師匠に目を合わせコクリと頷くと、私は反対側の斜面を登る。
崩れそうなポイントに爆弾を仕込んでいく。
そして全ての爆弾が誘爆できるようにあるだけの爆薬を仕込んでいく。
すべて仕込み終えると、師匠からインカムに連絡が入る。
ゾム『おっ、通信出来るやん。流石ロボロやな。』
A「…私達、そう言えば無断でここにいますよね…？」
これってトン氏に怒られるのでは…？
ゾム『あ…せやな…でも時間はないで？』
私は自分の耳にハッキリと聞こえる、大きな大勢の足音。
私は冷や汗と、笑みをこぼしながらインカムを握りトン氏に連絡を入れる。
インカムはすぐ繋がった。
トン『A！？今どこや！？いやそんな事ええ！！今、裏から旅団が…！』
A「トン氏、今裏側にいます」
トン『はっ！？お前かってに何やっとるんや！？』
私は近づく旅団に師匠が手を挙げて合図を出そうとしている。
私は、導火線に手をかける
A「トン氏、旅団は私と師匠に任せてください。」
トン『は！？』
A「時間稼ぎは任せてください。」
師匠の合図とともに、導火線に火を灯して、退避する。
刹那、焼けるような熱と爆音。
そして、逃げろと響く悲鳴をかき消す、土砂の轟音。
辺りが土煙に包まれた時、私はインカムを耳から外してポケットに突っ込む。
一呼吸おいて飛び出した。
数は圧倒的に向こうが上。
しかし、私は負ける気がしなかった。
だって師匠がいるから。
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捨てられた寝ぇ猫(∂ω∂)♪ - 完結おめでとう！！遅かったかな？この作品すきです！！これからも他の作品や続編(あるとしたら)頑張って！！ ps寝ぇ猫はいつでもあなたのことを神とおもってます (2017年5月18日 22時) (
レス) id: 308487bf5b (このIDを非表示/違反報告)
パーカー(プロフ) - 完結お疲れさまでした。翔和さんの作品を見るのはこの作品が初めてなのですが凄く面白かったです。もし良ければ現代編も見てみたいです(小声 (2017年4月11日 21時) (レス) id: 2249185bc9 (このIDを非表示/違反報告)
青時雨。 - 続編おめでとうございます!いつも寝る前に読むのでわくわくしながら寝ることが多いです!更新頑張ってください! (2017年2月10日 20時) (レス) id: 77544ccea7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翔和 | 作者ホームページ：
作成日時：2017年2月10日 15時
