元"メンバー"で元"彼女"？！〈SnowMan〉 (ページ10)

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「は？なにこれ？」

翔「ご…めん、俺」

「何で今なの？てか，誰？！この女！」

次の日、楽屋に入れば空気がザワザワとしていて
私が入ってきた音でみんなの視線が一気に集まった。

「…な、なに、どうしたの？」

ラ「Aちゃん、これ…」

ラウちゃんが渡してくれた一枚の紙。
そこには翔太と知らない女が2人身を寄せ合うように写っていて、

翔「…まじで、誓って何もしてない」

「そんな問題じゃないでしょ」

デビューして1ヶ月。今が何よりも大事な時期。

「なんでこんな大事な時期に、馬鹿な女に引っかかってんのよ」

翔「…ご、め」

見る限り女の方はかなり泥酔してそうで、
翔太もそんな女を支えるようにしている。
怒りよりも悔しかった。
誰よりもデビューを目指してた事、私が1番知ってたから。

「…こんな馬鹿女のどこがいいの、ちゃんと自覚持ちなさいよ」

あぁ、明日から忙しくなる。
SnowManの活動は？翔太の処分は？
そもそもこの記事はいつ発表される？
考えることが沢山ある。でも残された8人は前を向かなきゃいけなくて、私はそれについていくしかない。
そう思って顔を上げた時、"ふはっ"て声がして視線を向ける。

深「…あ、ごめんごめん。つい」

「…は？何笑ってんの、いまどんな状況かわかってる？」

深「…いやぁ、意外とひっかかるもんだなって」

「…は？」