元"メンバー"で元"彼女"？！〈SnowMan〉 (ページ8)

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目「…何やってるの？」
『何って仕事だよ、仕事』

「へぇ、」とちょっとだけパソコンに目線を落とした目黒は、興味なさそうに隣の椅子に腰掛けた。

目「大変だね、」
『本当に、マネージャーの仕事量舐めてたわ』
目「マネージャー、希望したんじゃないの？」
『…は？』

どんな勘違いをしたらそうなる？

『マネージャーなんて面倒臭い仕事、自分から希望する訳ないじゃん』
目「え、じゃあSnow Manのマネージャーになったのは？」
『…３大義務をこなせって』

「ふはっ、なにそれ」とくしゃっとした顔で笑った目黒は、机の上の資料をペラペラとめくりだす。

『目黒さぁ、帰んないの？』
目「んー、」
『…ここにいるなら、手伝わせるよ？』
目「俺パソコン苦手」

うん、知ってる。貴方の馬鹿っぷりはこの1ヶ月で十分理解してるよ。

『…そこにいられると集中出来ないんだけど』

ただでさえ溜まってる仕事が沢山なのに、
そんな横で暇そうに資料見られてるなんてたまったもんじゃない。

目「…俺が横にいたら迷惑？」

いや、どうした？なんで急にそんなアイドルモード入った？お目目きゅるんきゅるんにしてさ。

『…うん、ごめん迷惑だわ』
目「…普通に傷つく」
『てか、そのアイドルモードの顔が怖い』
目「ふはっ、さすがに元ジャニーズには通用しないか」

そうなのよ。悪いけど私、イケメンには耐性あるのよ。

目「じゃあさぁ、一個聞いていい？」
『…なに？』

目黒のいつもより楽しそうな声に、嫌な予感がした。