元"メンバー"で元"彼女"？！〈SnowMan〉 (ページ37)

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『おっはよー！って私の愛しのラウちゃんは…っと』
ラ「おはよう、Aちゃん」

昨日からもやもやした気持ちを抱えていた私にとって今日は最高の1日。
なぜかって？なぜかって言うとね、

『やー、もう。ラウちゃんと2人きりなんてお姉さん嬉しい』

他のみんなは別仕事の中、ラウちゃんは事務所でレッスンが入っていて…2人きりだから。

『…今日は、2人きりで思う存分いちゃいちゃできるね』
ラ「え、普通に気持ち悪い」
『…反抗期なの？』
ラ「…Aちゃんの愛は僕には重い」

…傷つく。傷つくけどそんなラウちゃんも大好き。
頭はよしよしと撫でまくると露骨に嫌な顔されるけどね！！

康「あのー…2人でいちゃついてる所悪いんやけど」
目「俺らもいるから」
『…は？』

声が聞こえて顔を上げると、隅の方でストレッチしてる2人の姿。

『…は？』
康「…は？ってやめてぇや！」
『…は？』
目「仕事変更になっただろ」
『…は？』

急いで携帯を確認すると、変更メールが確かに届いてて、

『…は？無理』
目「ちゃんと確認しとけよ」
康「そうやでぇ、スケジュール管理もマネージャーの大事な仕事やで？」

なんてど正論かましてくる2人はほんとムカつく。

目「てか、滝沢君呼んでたけど」
『…な、なんで？』
目「んー…内容は聞いてないけど」

それ絶対怒られるやつじゃん。てか、滝沢の呼び出しなんて基本説教なんだよ！！

てか目黒。あんたには話あるのよって声にならない感情を込めて睨みつけると、ふはっ、と笑い声が聞こえて私はそのまま部屋を出た。