元"メンバー"で元"彼女"？！〈SnowMan〉 (ページ34)

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『待って目黒って年上好きだよね？！』
翔「Aだって2個上じゃん」
『2個でも年上になるの？！』
樹「1個でも2個でも上は上なんだよ？！」

『しかも目黒って寝起きが可愛い子が好きじゃん？！』
翔「あー…まぁ見れなくはない」
樹「…いや？俺は可愛いと思うよ？」
翔「涎垂らして口開けてるやつが？」
『え、私口開けてるの？』

『目黒は阿部ちゃんが好きなんでしょ？！めめあべでしょ！めめあべ！』
翔「いや、ファンか」
『…そりゃ1番のファンよー』
樹「棒読みじゃん」

なんかの雑誌に載っていたクソほど興味ない目黒の好きなタイプを必死に思い出しても、2人のため息はさらに深くなっていく。

『ま…じ？』
翔「直接聞いたわけじゃないけどな」
樹「空気でわかるよねえ、目黒ってそういうの隠すの下手そうだし」

なーんだ。直接聞いたわけじゃないのね。
だったら愛犬と間違えた説あるぞ？いや、流石にない？

樹「…でもさぁ、Aはあのまま俺と付き合ってれば幸せになれたよ？」
『…は？』
樹「だって俺、Aの事超好きだもん」

…ほんのり赤く頬を染める樹は、酔っ払ってるのか。
てか、B型って酔うと自分を薦めてくるの何？
超ナルシストじゃん。

『やだよ。樹も翔太も"カスジュ"代表なんだから。私はちゃんと一途な人がいーの』

ちゃんと私だけを見てくれる人。そんな人じゃなきゃ意味がないから。