元"メンバー"で元"彼女"？！〈SnowMan〉 (ページ33)

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『実はさ…朝起きたら目黒が隣に寝てた』
翔「…は？」
樹「わーお、やるねぇ目黒」

顔を歪める翔太とニヤニヤする樹。
だから嫌だったんだよ！樹がいるの！

『でも、ちゃんと服着てたし目黒も何もしてないって言ってたのね。けど…』
翔「けど…？」

チラッと服をめくって見せた首筋のあざに、2人は目を丸くして固まっている。

『これ…もしかしたら目黒に付けられたのかも知れない…』
翔「もしかしてじゃなく、目黒だろ」
樹「うん、確実に目黒だ」

…うんうん、そうなんだけどね。でもさ、

『…目黒が私になんでキスマーク付けるの？謎じゃない？』
翔「は？」

だってそんな事するなんて、まるで目黒が私の事好きみたいじゃん。いや、別に誰でもよかったのかも知れないけど。

翔「…Aって馬鹿みたいに鈍感だよな」
『え？』
樹「うっわー、目黒に同情するわ」
『えぇぇ？』

頭を抱える2人に、プチパニックの私。

翔「…好きなんじゃねぇの、お前のこと」
樹「って結構周りは気づいてたけど」
『うそ…でしょ』

だってそんなそぶり、見せた事ないじゃん！
むしろ私には当たり強くない？！

『…どこらへんが？全然わかんない』

はぁーっとため息をついた2人は、目の前にあったビールを一気に飲み干した。