元"メンバー"で元"彼女"？！〈SnowMan〉 (ページ31)

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翔「で、何があった？」

今日は居酒屋ではなく翔太の家に来ていて、
シャワーを浴びた翔太は首からタオルをぶら下げながら麦茶をごくりと飲む。

『…その前に、一ついい？』
翔「なに？」
『…1人部外者いるんだけど…』

そんな翔太の隣で、さも自分の家かのように寛ぐ男が約1名。

樹「えー、久しぶりにあったのに冷たくね？」
『久しぶりでもないでしょ。むしろ毎日レベルで会ってるんだけど』
樹「そうだっけ？」

そうですよ。だってなぜか樹…というかSixTONES勢揃いで楽屋に来るでしょうが！

翔「本当はさぁ、今日樹と飯行くつもりだったからさぁ」
『だったら誘わないでよ』
樹「まぁ、いいじゃん？」

本当は翔太に目黒とふっかの事を相談したかったけど、樹がいるんじゃ…ねぇ。

翔「で、目黒とやった事がバレてふっかに問い詰められたとか？」
『ぶっ、ちょっと！』

こいつにはデリカシーってもんがないのか。
平気でそんな事を言ってくる神経を疑うんだけど。

樹「…え、A…目黒とやったの？」
『やってない、やってない』
翔「…呑み行って泊まって同じ服でくるやつがよく言うよ」
『ちょっと、翔太！』

キッと睨みつけたって翔太の顔色が変わる事はない。
それと同じように樹だって動揺するそぶり１つ見せない。

樹「まぁー、師匠っていつもそうだよね」
翔「…んで、それに毎回動揺してるAも馬鹿。
なに？まだ好きなの？」
「…別に、そんなんじゃ」

私が2人にこんな相談をするのは初めてじゃない。
それも私が事務所を退所してからは落ち着いていたのだけど、
ここ最近はまた忙しか動くんだ心が。