元"メンバー"で元"彼女"？！〈SnowMan〉 (ページ4)

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2012年に結成されたSnowMan。
私もそのオリジナルメンバーとして選ばれた。

同期のふっかとか阿部ちゃんとか、
交流のあるメンバーも多くて。

ダンスや歌に自信があった私。
そこにアクロバットという武器が加わる。
身体能力が高いみんなについていけるように必死に練習した。

皆んなお兄ちゃんのように優しくて、
"デビューするならSnowManと"
きっとその夢は近いうちに叶うと思っていた。

「…もう、やめます」

数年が経って、誰にも相談せずに事務所の社長にそう告げた。
それは決してデビューを諦めた訳じゃない。

現実を知ってしまった。
女の私が彼らにあと何年ついていけるのか。
私は後何を，SnowManに還元できる？

レッスン中、私のせいで中断されることが増えて
自分の体力の衰えに悔しくなった。
心配するみんなの優しい言葉が余計に辛かった。

"きっと私の存在は、SnowManの夢に邪魔になる"

そんな事言ったらきっとみんな怒るだろうなとはわかってたし，
実際脱退を告げた時も、初めて彼らの怒った姿を見た。
毎日毎日言い合いをして、時には涙を流して、
でもなかなか意見を曲げない私に、

"がんばれよ"

と最後は送り出してくれた。