僕は一般人です。【APH】 (ページ4)

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3.救ってくれるんですか？ページ4

「チッ…あんこか」

俺に覆いかぶさっていたノルウェーさんはチャイムの正体を暴きに玄関に向かった。
ありがとう、チャイム。
君がいなきゃ俺死んでたかもしれない。

＿＿＿＿＿
「あんこ…なした？」

「近くさ通ったから来たっぺ！上がらせてくんちぇ！」

「ダメだ」

「なしてだ？！」

ノルウェーとデンマークは口論を広げる。

「なんもやましい事なけりゃ上がらせてくれんべ？！」

「あんこがやかましいからやんだ」

デンマークは無理やり
ノルウェー宅に押し入る。

「ノルの部屋からAの匂いがすっぺ！」

「おいやめろ開けるな」

犬かと思うレベルで鼻がきくデンマーク。
ドアを無理やりこじ開けると、そこにはAがいた。

「ああっ、デンマークさん！！ありがとうございます！！」

「いいってことよ！ところでAさなしてこんなとこに？」

拘束を外してもらいながらAは事情を話す。

「ほー…ノルがやばいっつーことだな？！」

「そういうことになりますね…」

二人が会話に花を咲かせる中、
ノルウェーは唖然と立ち尽くしていた。

「俺の…俺の天使…」

Aはデンマークによって外に連れられた。

「新鮮な空気だ～…死ぬかと思った。」

Aは自分の尻と命が危なかったため、
チャイムとデンマークには感謝の気持ちしかなかった。