天使拾いました。【歌い手】

風邪…2 ページ18

舞side



あーどうしよ、幻覚かなこれ



そらるさんから垂れ下がった猫耳&尻尾が見える！！



それでいて、しゅんとした表情をしている



可愛すぎる。風邪、お前のおかげだ←



ﾋﾟﾋﾟｯ



38.7




幻覚かなこれ←



そ｢はっ！？何これめっちゃ高いじゃん！ちょっと薬と冷えピタ持ってくるよ｣




そらるさんは走って薬と冷えピタを取りに行った



いつもの風邪のときより結構重症かも知れないなぁ



そ｢ﾊｧ、持ってきた｣



速い！いくらなんでも速すぎる！



舞｢なんか、はやくない？｣



そ｢え？場所は分かってるし、それに走ったしねはやくもなるよ｣



はいこれ飲んでと薬と水の入ったコップを差し出される



舞｢ありがとう｣



薬を飲み、布団に自分の口元まで持ってきて目を閉じると思い浮かぶのはさっきのそらるさんの表情



目を開き、そらるさんの表情を見るとさっきのシュンとした表情に焦りが追加されていた



舞｢そらるさん、猫なってよ｣



そ｢でも、｣



舞｢私が寝るまででいいからさ｣



そらるさんは若干困ったような表情をしたがわかったと言って猫になり、私の枕の真横に来た



近くに来たそらるさんの頭を撫でてあげる



そ｢な、何？｣



舞｢私は大丈夫だからそんなに焦んなくてもいいよ｣



舞｢私が風邪ひくのなんて滅多にないけど、もう一人でなんとかできるし大丈夫｣



そらるさんを撫でているが相変わらずもふもふだなぁ



癒される、、←



そ｢…でも一人は寂しいだろ｣



舞｢まぁ少しわね｣



そ｢だったらこれからは俺が看病してやるよ｣



そらるさんは前足をぺしっと額に当てた



舞｢！…ありがと｣

白･黒･三毛猫……着せ替え→←風邪…1

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す