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翔太side
仕事が終わって家に帰ると真っ暗で誰もいなかった。
スマホを開けば、
｢今日は遅くなる｣とメッセージ。
1人で夜食を済ませ、涼太が帰ってくるのを待った。
20時、21時、22時、、
テレビを見ながら壁にかかった時計をチラチラと確認する。
23時
さすがに遅い。そう思った。
連絡したって、繋がらない。
心配になった俺はスマホを握りしめ家を飛び出した。
家を出てすぐ、マンションの廊下、エレベーターの目の前に人影があった。
横たわっている誰か。
誰なのか気づくまでに時間は掛からなかった。
nb｢涼太！！！｣
近所迷惑になるなんて考えずに大声で叫んだ。
冷たく凍ったような手が今の状況を物語っていた。
23時半
涼太は病院に搬送された。
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作者名：とーか | 作成日時：2020年12月15日 17時
