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hidaka side
今日は、今までにないくらいドキドキしてる。
電車の中でも少し勉強しようと思ったけど手につかなかった、
･
学校についても早くAが来ないかソワソワしてた、
･
いつもAはみんなより少し早めに来るからその時間まで待ってたんだけど、
全然来ない。
…どうしたのか…な？
キチってしてる人だから遅刻とかはないと思うけどさ、
･
なんだか少し胸騒ぎがして、
校内を歩いた。
･
「___________ 」
とある空き教室から声が聞こえた気がした。
･
気になってこっそり見てみると、
･
「____ねぇ、なんで浮所にあげようとしてんの？ 」
「お菓子のこと…？ 」
「そう、 」
那須はAが俺にお菓子をあげようとしてることに怒っていた、
･
「俺が彼氏ってわかってる…？ 」
「わかってるよ、雄登くんが好きだもん、 」
「よかった、浮所に挙げないでよ…? 」
･
那須が、Aを引き寄せてキスした。
･
触れるだけの優しいキスだった。
･
キスが終わったあと、
Aは今までにないくらい甘い顔をしてた。
･
あぁ、無理だ。その笑顔、
俺は、Aか発された「雄登くんが好きだもん 」という言葉と
目の前で起こった出来事に、
今日すごく楽しみにしていた気持ちが無くなった。
･
「ごめんね！昨日、時間なくて作れなかったの…ごめん！ 」
「ううん、大丈夫！ 」
･
嘘ついてるのわかるよ、
･
また、俺の心がビターになっていく。
苦い。
君の甘さで溶かしてよ、
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作者名：ひよぴぴ | 作成日時：2018年10月27日 21時
