55話▼ ページ8
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その後、王に呼ばれたのはそう遅くはなかった。
話は悪魔の子イレブン一行を追いかける事かと思いきや玉座の間にいつの間にか居なくなっているホメロスを追うと言い出した。
『…一体何が…』
「分からん。だが、ホメロスが何かやらかしているのか？」
『……悪い事？』
「信じられんがその可能性もなくはない。」
▽
グレイグと共に王の護衛をしながら始祖の森へ入る
『‥結構魔物が手強いわね‥』
「こういう時のために鍛錬を積んできてるんだ」
『‥だよね‥。あと少しだと思うんだけど‥』
順調に進み、奥へと進む。
・
『‥‥着い、た………って……!!?』
着いた場所には悪しきオーブを持ってるホメロスがいた
その周りには倒れているイレブン達がいた。
『ホメ、ロス……貴方、‥』
「王よ……見ていましたか。今の戦いを。
ホメロスのチカラこそ闇のチカラ…
私達は随分長い間大きな勘違いをしていたのかもしれません。
ホメロスこそ、この大地に仇をなす者。」
「……」
ホメロスは何だか余裕そうに私達を眺める。
まるで、【闇のチカラを持っているのは俺だけではない】とでも言っているような…。
「ホメロス！何故魂を魔に染めたっ！
最早、弁明などさせぬ！ホメロスよ！王の御前で成敗してくれる…！」
大剣を構え、ホメロスに立ち向かうグレイグ…
『…!?』
「ぐっ！がはっ……！」
『グレイグ……!!?王、何を……!!?』
すぐ様グレイグに駆け寄り上半身を抱き寄せる。
グレイグ本人も何が起こったのか分からずただ、王を見上げるばかり。
「今まで、ご苦労だったな。グレイグ。」
王は私達の横を通り過ぎ、ホメロスの元へと歩いていく。
だが、王は不穏な動きをし始めた。
まるで、中から何かが出てくるような‥‥
『‥‥‥!!?』
王がその場に倒れ、その前に立っているのは
魔道士の姿をした者だった。
「……そして、ホメロス。良くぞ勇者を仕留めてくれた。褒めてつかわそう」
「おお……何と有り難きお言葉…
……我が主君、ウルノーガさま…。」
ホメロスは膝を付き、敬意を表す。
「お前が、ウルノーガ……!!まさか王に取り憑いていたとは…！」
『……グレイグ、ちょっと待ってて…』
「！A、お前‥まさか‥‥‥」
グレイグをその場に横にさせ剣の柄を握る。
私の行動を理解したグレイグは私を止めようとするが今怒り狂ってる私を止める事は出来なかった。
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ちゅん(プロフ) - 初めてこの作品を読ませていただきました。すっごく面白くて大好きになりました！もう更新はされないんですか？更新待ってます。 (2021年5月24日 23時) (
レス) id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
声優2次元大好き！(プロフ) - この作品大好きです！ 続き楽しみにしてます！ 更新頑張ってください！ (2018年12月15日 19時) (レス) id: ab94ca0abd (このIDを非表示/違反報告)
まほ - コメント失礼します…語彙力なくて説明出来ないんですけどほんと好きです！更新頑張ってください(*´ω`*) (2018年11月25日 23時) (レス) id: c27f112a36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな | 作成日時：2018年9月18日 14時
