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54話▼デルカダール ページ7



『…久し振り、だな…この部屋…』


埃1つもない綺麗な部屋。
毎日のように使用人達が掃除しているのかが窺える

この後、デルカダール王に会うように言われている
服を着替えて鎧を身に纏う。


『‥お待たせ。』

「…嗚呼」


外に待たせていたグレイグと共に玉座の間に足を運ぶ。

『……ねえ、1つ頼んでもいいかしら。』

「?なんだ?」


『…私がしばらくの間イレブン達と共に行動していた事は伏せてくれないかしら…ホメロスにも』

「何故だ?」

『……多分、いずれ分かるわ……。』


すべてのオーブが手に入った今、魔道士ウルノーガも命の大樹に足を運ぶだろうと予想していた。


「…そうか、分かった」

『ありがとう‥。』


目の前の大きな扉を開き、中へ入る。
玉座に座るデルカダール王、

その右側にいるのは双頭の鷲の一人であるホメロスもいた


『…暫く、城を空けてしまい申し訳ありません』

「…何か、あったのか?」

『‥単独でイレブン達を追っている最中にクレイモランでグレイグと合流した際に怪我を負ってしまい
追うのを中断し、戻る事になりました‥』

「……。」

「…そうか、ご苦労だったな」


嗚呼…早く此処から出ていきたい。

悪いオーラが玉座の間に漂ってる…
それもその筈よね…元凶であるウルノーガがデルカダール王に取り憑いて‥
そのウルノーガを忠誠を誓ってるホメロスがいるから


「…どうした?」


私の様子に気付いたグレイグが話し掛けるが大丈夫だと一言返す。


『…暫くは城に留まろうと考えていますので任務等ありましたら何なりと…』(ペコリ


それだけを述べ、玉座の間を出た。



『はぁ…』

気分が優れない。
悪いオーラが体の中まで及ぼしてくるとは…

トントン
「A、入るぞ」

『……グレイグ?どうしたの…』

「いや、単なるお節介かもしれんがホントに大丈夫か?今も顔色悪そうだが…」

『…大丈夫だってば…少し休めば元通りになるから…』

「…そうか、何かあったら言ってくれ。力になれる事なら貸すからな」


『ええ…ありがとう』


必ず、ウルノーガは命の大樹に向かう筈。
もしかしたら、私も共に行くのかもしれない…。

その前に、万全に整えておかないと…


私は少し体を休めるため軽い睡眠に入った。


更新、サボってすみません。
やろうと思っても昨日まで期末テストがあったので更新出来ませんでした。
これからは少しずつ更新を再開していこうと思いますので今後共宜しくお願いします

55話▼→←53話 ▽



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ちゅん(プロフ) - 初めてこの作品を読ませていただきました。すっごく面白くて大好きになりました!もう更新はされないんですか?更新待ってます。 (2021年5月24日 23時) (レス) id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
声優2次元大好き!(プロフ) - この作品大好きです! 続き楽しみにしてます! 更新頑張ってください! (2018年12月15日 19時) (レス) id: ab94ca0abd (このIDを非表示/違反報告)
まほ - コメント失礼します…語彙力なくて説明出来ないんですけどほんと好きです!更新頑張ってください(*´ω`*) (2018年11月25日 23時) (レス) id: c27f112a36 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りな | 作成日時:2018年9月18日 14時

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