汚い血と言わないで

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炭治郎side






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機能回復訓練でカナヲといくらやっても勝つことができない


同期なのにどうして指1本触れることができないんだ？




『炭治郎！炭治郎！聞いてる？なんでそんな所にいるの？』






炭「え？あっ！」





『大丈夫？』






蝶屋敷にある鍛える機械のようなものに吊られていたらしい


自分でもなんでこうなったかは不明だ






『禰豆子ちゃんに会えるかな？』






炭「もう起きてると思うし部屋にいるんじゃないかな？俺も行くよ！」





────




『禰豆子ちゃーん！久しぶりだね！』





Aに遊んでもらってる禰豆子はすごく楽しそうだ







『良かったね！認めてもらえて』






炭「うん！A、いい事あった？前に会った時よりも幸せそうな匂いがする」






はじめて会った時も、そのあともAは笑顔に見えるのに悲しそうで嘘をつくことができない匂いは冷たく鼻が痛くなるくらい辛そうな匂いだった






『お兄ちゃんと仲良くなれたんだ、柱合会議で炭治郎に肘打ちして肩に蛇がいる人』






炭「喧嘩してたの？」






『ううん、ずっと会ってなかったの』






2人があった出来事を全て聞いて驚いた


Aが酷いことを受けていたようには見えなかったから


禰豆子もAの顔をじーっと見たあと頭を撫でた






『ふふ、ありがとう。可愛いね』






炭「妹だと思ってるじゃないかな」






『それは嬉しいな』






炭「あ、そうだ！Aは常中ができるの？」







『できるよ、どうして？』






経緯や機能回復訓練のことを話す






『うーん、私はやらないと大変なことが起きたから死ぬ気でやってた笑』






炭「大変なこと？」






『常中ができてなかったら師範に走らされたり筋トレしたり叩かれたりとにかく地獄だったからさ結構早くできるようになった』






怖そうな師範なんだな、誰だろう


まさか禰豆子を傷付けた人か？






『頑張ってね！機能回復訓練も！』





炭「うん！ありがとう！」






??「何楽しそうにお喋りしてるのかなー？炭治郎」






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