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第二十四話 ページ26

月日は流れていき、今日はついにシャンクスさん達とお別れの日。

色々とお世話になったし、寂しいな…。


ルフィ君とシャンクスさんは何か話している。





「俺はいつか、この一味にも負けない仲間を集めて!!世界一の財宝を見つけて!!!海賊王になってやる!!!」





嗚咽混じりのルフィ君の声。

いいなぁ……男の子って。


「おーい!千紘ー!!」

『はいッ』


シャンクスさんの近くにはもうルフィ君はいなくね、不思議に思いつつ近寄った。


『どうかしましたか?』

「いや、ここを離れる前に言っておきたい事があってな」

『…?』


何を言われるのか予想が付かず、首を傾げる。


「千紘――お前が好きだ」

『……………………………………………………へ?』


突然の言葉に、頭が真っ白になる。


『え……えっ?』

「前の男の事が忘れられないのは分かってる。でも、俺と一緒に来ねェか?」

『あ…あの』


なんて返せばいいのか、頭がこんがらがる。

返事は決まっているけれど、言葉を選んでしまう。


『えっと…その……ご、ごめんなさいシャンクスさん』


深々と頭を下げる。


『シャンクスさんのお気持ちはとても嬉しいです。でも、答えられません』

「子供の事なら、俺は気にしねェが」

『そういう事じゃあないんです。あの人は、私にとって、かけがえのない存在……私の世界なんですよ』


どんなに離れていても、彼は――承君は私の特別な人だ。

あんなに格好良くて優しい人は、どこを探してもいない。


『私は彼を愛すると、魂を賭けたんです。裏切る事なんて出来ませんし、これからもその予定はありません』

「そんなにいい男なのか?」

『はいッ!これ以上ないくらい』


そう言い切ると、シャンクスさんは苦笑した。


「けど、俺は諦めねェぞ。海賊ってのは、欲しいもんは奪ってでも手に入れるからな」

『私の気持ちはプラチナみたいに硬いですよ』


本当は筋金入りとか、そういう言い方をするんだろうけど、私はプラチナだ。

星のように輝くプラチナ――スタープラチナ。


私の中で、1番強く、輝いているものだ。

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ローグ - めっちゃ面白いですね!更新頑張ってください!あ、あと16話の″後悔″は″航海″ですよ! (2019年3月24日 20時) (レス) id: 9534f8c68f (このIDを非表示/違反報告)
ナーガ(プロフ) - 輝夜さん» コメントありがとうございます!!返信が遅くなってしまいごめんなさい!これからもよろしくお願いしますっ! (2017年11月5日 15時) (レス) id: 44a0d047ab (このIDを非表示/違反報告)
輝夜 - 一言いいですか・・・・・おもしろすぎるわ馬鹿やろぉぉぉぉぉ!!!しかもコラソンとロー出てるしやばい((一言で収まらなかったw (2017年10月21日 15時) (レス) id: 9db3921189 (このIDを非表示/違反報告)
閻魔舞(プロフ) - ナーガさん» WWW はい!読ませていただきます! (2017年9月24日 1時) (レス) id: c9845c6beb (このIDを非表示/違反報告)
ナーガ(プロフ) - 閻魔舞さん» ありがとうございます!!よければ、他の作品もよろしくお願いしますね!(さりげなくアピールww) (2017年9月23日 22時) (レス) id: 33ea84a1a7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナーガ | 作成日時:2017年8月8日 18時

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