後悔 (ページ5)

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俺はページ5

想太Side

俺は、高校の時からAのことが好きやった。

高校の時のAは

誰にも媚びずに自分の好きなようにしとった

俺はやんちゃしてる奴らと一緒におって

avex関係ので色々あったから

近寄ってくる女子が多かった

それが嫌やった。

でもAがこっちに来て、

名前順が前後になって仲良うなった

ほかの女子とは違くて

俺のこと褒めてばっかやなくて

ちゃんと叱ってくれた

東京に行くか悩んでた俺の背中を押してくれたんもAや

離れたくないって言ったら

追いかけて東京行くから待ってて

って。俺の大好きな笑顔で言ってくれたよね。

俺の大好きな笑顔。

守りたかった笑顔。

その笑顔は今どこにあるん？

今からでも取り戻せる？

俺になんかできる？

大輝くんしかできんの？

俺なら、俺なら笑顔に出来るんに。

幸せにできる。

Aが笑ってくれるんなら

俺、何でもできる。

Aはたまにうちに来る。

いいんや。大輝くんの埋め合わせでも

Aといれるんなら

俺ん家にきたAはまだ楽しそうや。

でも高校のときよりかはつまらん顔しとる。

ほんまに俺にしとけばええのに。

なんて言えんくて

Aがどんだけ大輝くんのこと好きなんかよう知っとるから。

やから、俺はいい親友として、

都合のいい男でいいから

Aのそばにおるって言う。

まぁ簡単に言えば中途半端な男やw

でももしものことがあったら

たとえDa-iCEのリーダーやからって

手は抜かんから。