誰だってある表と裏【アイナナ】×【サーヴァンプ】

C3 ６ ･ 怠惰組 ３ 【１５】 ページ24

「弓ちゃーん、ここってどうやんの？」

弓「あぁ、これはな...」



真「ここって...」


「お、まひまひー、そこはねー」


と、勉強を始めてから

かれこれ、



三時間...




「ふぅ...やっと終わったぁ...」


真「Aって頭いいよなぁ、教え方も上手かったし。」


ク「誰かさんとは違ってな...」


真「悪かったな！！」



「ふふっ、面白いね怠惰は」


真「そんなにか？」


「うん、羨ましいなぁ」









そういった後のAは、すごい、寂しそうだった。







「まぁまぁそれはさておき！もう23時だし、私は寝るので〜！」


吊「了解〜！また明日ね！はっは！」

弓「おやすみ。」

真「じゃあな！」

ク「お邪魔しましたー...」

佳「またね〜」


バタン––––––





「ほんと、羨ましいなぁ...」


私がもっと頭が良ければ

私がもっと素直だったら

私がもっと”偉い子”だったら

私が––––––––––––––––




幸せになりたい


と思うのは、


欲張りですか？




いつかテレビで言っていた、


”生きていられることが1番の幸せだ”

と


本当にそうなのだろうか？


じゃあ私は幸せなのか？



「幸せって...何なんだろうね」



気づいたら私は、独りで泣いていた

九条家 ３ 【１６】→←ありがとうございます！！

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