誰だってある表と裏【アイナナ】×【サーヴァンプ】

親友 ７ 【１１】 ページ17

「ハンバーグ〜♪」

佳「Aってそんなにハンバーグ好きだったっけ？」

「うん、教えてなかったっけ？」

佳「聞いてない」

「そっか〜、でもハンバーグ食べるのって...」

三年前のあの日ぶりだなぁ

佳「食べるのって、何？」

「いや、何でもないよ」

そう


三年前、家族全員で食事をしたあの日以来だね


まぁ、


それから私があまり家族と食事をするのが嫌になって部屋まで食事を運んで1人で食べたわけだけど

その日以来ハンバーグはでなくなったなぁ




うん、嫌な思い出しか浮かんでこないし、もうこの考え事はやめよう


そんな事考えてるうちにハンバーグが早くもフライパンへ投入されてるしね








ﾟ･*:.｡.＊.:*･ﾟ.:*･ﾟ＊

「いただきまーす！」

佳「いただきます」

「うーん！美味しい！やっぱり佳奈は料理が上手いね」

佳「ありがとう、レパートリー増やしとくよ」

「楽しみ〜！」

あ、今何時だろう、そう呟いてテレビの電源をつけた

佳奈の部屋はなんか時計が壊れて修理中らしいからね

ピッとなって画面がついた、その時


『またたくまに日本中を虜にしたTRIGGERのみなさんのご登場です！』

「...」

佳「A、」

「...嘘つけ、馬鹿じゃないの」

ピッ

また作り笑い、この九条天の作り笑いが見ててむかつく、嫌いだ


佳「A落ち着いて、テレビごしじゃ届かないから」

「うん、ごめんね」

佳「別にいいけどね、Aの『九条天』嫌いって、今に始まったことじゃないし」

「まぁねー、あ、佳奈、まじ★こな見てもいい？」

佳「いいよー、録画のやつの見方分かる？」

「もちろ〜ん！」









「あ、そういえば何時？」

佳「携帯見ればわかるじゃん」

「それもそっか、なんでテレビつけたんだろ」

佳「まじ★こなの為じゃね？」

「そっか(笑)」

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