Mysterious boy -Kei Inoo- (ページ20)

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#Lilly

慧様を我々のアジトである城に連れて帰ると

一目散にバースがはしってむかってきた。

バ「慧様！！！！よくご無事で！！！」

「バース…慧様は眠ってらっしゃる。
もうちょっと静かにできないの？」

ミラド「バースはうるさいのが取り柄ですからねぇ笑」

バ「うっせえ！お前はパソコンとおしゃべりでもしてろ！！！」

ミラド「はいはい笑」

チャム「リリィ…早くお部屋へ」

「そうね、バースはミラドとキリスにまかせておきましょうか」

「我が主…あなたのおかえりを待ちわびておりました…」

慧様をお部屋のベットに寝かせ、また幹部みんなが集まる王の間に入った。

はぁ…まだバースが怒鳴り散らしてる…

バ「早く持ってこいって言ってんだよっ！！！！」

下「はいぃぃ！ただいま！！！」

今度はお腹が減っているのね…
本当単細胞なんだから。

「バース…これ以上うるさくするならまたあの悪夢をお見せしましょうか？」

バ「…っリリィ、そ、それだけはやめてくれ…

お前の悪夢は舐めたら痛い目見るからな」

「じゃあ、お静かに」

ミ「リリィ姉さんと慧様くらいしかバースを手なずける人いないよ笑」

さて…慧様の目覚めを待つ間、何をしようかしら

バ「俺、JUMPと戦いたいんだけど」

ミ「そんなこと言うんだったら僕だって」

まだこの2人はJUMPの前に姿を現していない…

しかもこの2人の能力は地と時空。

能力としての組み合わせとしては最強レベルに近い。

この2人のコンビは最終兵器として取っておきたいと、前に慧様と話したことがある。

「あなたたちはまだダメよ。
慧様のお許しをもらってからね。」

バ「ちぇっ。まだダメなのかよ。
動きたくてうずうずしてるのによぉ」

ミ「ま、我慢しましょって」

さて、慧様のご様子でも見に行くとしますか。