高貴な僕ら

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「スヨンナ」


SY「んー」







帰り道、今日はスンヨンと帰る







「あ、もうOFFモード？」



SY「今日は疲れた」



「あぁ、そうですか車で帰ればいいじゃん？」



SY「お前が歩くから俺も歩く」



「え、なんかごめん」






スンヨンって器用そうに見えて


不器用なんだよね、優しさを伝えるのが






SY「今日は家に直行して帰んの？」



「だって、スンヨンが疲れてるって言うから」



SY「別に寄っててもいいよ」



「ん、ありがとう」





スンヨンの家に入る



相変わらず大きな綺麗な家



私の家かも分からない家も同じくらいだけど





「あら？今日は早いわね」



SY「Aも一緒だから」



「Aちゃん？」



「あ、お邪魔します…」



「ゆっくりしていってね〜(笑)」



「はい、ありがとうございます」




スンヨンの家族は好きだ



私が養子だと分かっても態度を帰ることは無かった



むしろ、本当の娘のように扱ってくれる



本当の母がいたらこんなんなんだろうなとか思ってしまう





「あ、そうだ」



とスンヨンママが言う



「アップルパイ焼くから出来たら食べにきてね」



「え、いいんですか？」



「Aちゃん好きでしょ？(笑)」



「はい！大好きです(笑)」



「うちのスンヨンがお世話になってるお礼」



SY「世話してるのは俺の方だけどね？」




とか言ってきたスンヨンは無視して



いつも通りスンヨンの部屋に向かう

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