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宮舘side
深「ねぇー、今日暇じゃない？」
今日の１日は、ふっかのその一言から始まった。
休みだった俺と阿部に「どこか行かない？」と声をかけてくれて。
３人で出かけることにした。
もちろん運転は阿部。運転は不安だけど、俺とふっかは免許とってないからね笑
お昼を食べるために駅の近くの飲食店に入り、食事を済ます。
外に出ると、さっきまでとは打って変わって違う空。
「阿部、今日って晴れるんじゃなかったっけ？」
気になって聞いてみる。
阿「うん、でも夕方から雨なんだよね」
深「ふーん、あいつ大丈夫かな」
ふっかが言っている"あいつ"とは、きっと佐久間のこと。
だいぶ前の話なんだけど、あの日の佐久間は忘れられない。
あれは、数年前の大雨の日。今日みたいに午前中は晴れていたんだけど、それが夜になって一変、昼間が嘘だったかのように雨が降り出した。それも急な大雨。
カミナリも鳴り出して川が氾濫し、街全体が不安に包まれていた。俺たちも９人でリビングにいて、テレビのニュースを聞いていた。
そんなとき、佐久間の携帯に電話がかかってきた。
その内容は深刻なもので、
佐久間の友人の家にカミナリが落ちた、というものだった。
急いで病院に呼ばれた佐久間だったが、そこにいたのは全身を火傷した友人の姿だった。
その友人ととても仲がよかった佐久間は大きなショックを受け、あれから数ヶ月仕事やご飯以外で自分の部屋から出ることがなくなった。
そんな佐久間が変わったのは、今から半年くらい前。
「今までごめん、俺、あいつの分まで楽しく生きることに決めたから」
そう俺たちに言ってくれた。その日は俺らみんな大号泣。
あの日からだよ、佐久間がいつもニコニコしているのは。
大切な人を亡くすのはすごく悲しいと思う。毎日のようにひとりで泣いていたから。
でも、だからこそ決めてくれた。
楽しく生きるって。
深「...てさん、舘さん？」
「へ？あ、ごめん」
ふっかの声で気がつく。
深「ううん、大丈夫。じゃあ行こう」
阿「ねぇ次どこ行くー？」
深「うーんとねぇ....」
雨が降るのは夕方だし、まだまだ大丈夫だろう。
そう思って、俺らはまた別のお店に向かった。
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Ruru - リクエストです!! めめがお仕事忙しかったりお仕事が上手く行かなくストレスを溜めてしまいそのストレスが原因で吐血して倒れてしまうシチュエーションでお願いします。看病はSnow Manの皆でお願いします!! (2020年7月30日 18時) (
レス) id: e05d780a0e (このIDを非表示/違反報告)
プリン - さくらさん» リクエストありがとうございます！了解です。遅くなりますがお待ちください！ (2020年5月6日 14時) (レス) id: 631859b9ff (このIDを非表示/違反報告)
プリン - リクエストありがとうございます！了解です。遅くなりますがお待ちください！ (2020年5月6日 14時) (レス) id: 631859b9ff (このIDを非表示/違反報告)
プリン - 名無し45549号さん» リクエストありがとうございます！了解です。遅くなりますがお待ちください！ (2020年5月6日 14時) (レス) id: 631859b9ff (このIDを非表示/違反報告)
プリン - King ＆PrinceLove さん» リクエストありがとうございます！了解です。遅くなりますがお待ちください！ (2020年5月6日 14時) (レス) id: 631859b9ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プリン | 作成日時：2020年4月26日 17時
