SnowManだって弱ります【１】

・ ページ13

渡辺side



涼太の顔色が悪いんだよねー



気になって声をかけてみたけれど、大丈夫って



スマホをいじってるけど、ときどきため息もついてる



体調悪いと思うんだけどな



心配だけど無理に言うのもあれだなって思って、様子を見ることにした



しばらくしてラジオがスタート



〇「〜ということで今日のゲストはSnowManのお二人でーす！」



翔「こんにちはー、SnowManの渡辺翔太ですっ」



舘「こんにちはっ、宮舘涼太です！」



〇「最近デビューなされたということで...」



翔「そうですね〜ホントにありがたいです！」



舘「いろいろな人に支えられて、デビューという夢を実現できたんじゃないかなと」



〇「はい、これから頑張ってください！ ところで皆さんは...」



ラジオが順調に進む



初めはけっこう順調だったんだけど、後半涼太の口数もだんだん減ってきた



翔「〜だよね？」



舘「...そうだね〜」



俺が話をふって会話してるけど、涼太はやっぱりいつもと違う



辛くなってきたのかな



でも何とかラジオを終えることができた



共演者の方やスタッフの方に挨拶をして帰りがかるところ



涼太がふらっと倒れそうになった



翔「えっ？、ちょっ」



慌てて支えた



舘「...あ、ごめん」



そう謝ってくる涼太の体はすごく熱い



翔「ちょっと体熱いよ？やっぱり体調悪いんじゃ...」



舘「...あたま、痛い...」



翔「大丈夫？とりあえずいったん座ろう」



ラジオ局の入口近くに座れるところがあったから、そこに涼太を座らせた



顔を真っ赤にしている涼太のおでこに手を当てるとすごく熱い体温



翔「...絶対熱あるよ」



でもここじゃ何にもできない



...そうだ！涼太の家に寄ろうかな



翔「今日家寄るね」



舘「ありがと、」



俺は体を支えながらマネージャーさんを呼んで家まで送ってもらった

・→←だて様の高熱 (渡)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す