Not a Hero 《1》

8話 ページ9

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ)


ついに来た…私を3日も監視し続けていた人物が。


あー、でも、まずは居留守とかやっといた方がいい？


「Excuse me,Is anyone there?(すみません、誰かいませんか?)」


『おぉ…？相手は日本人じゃない？』


拍子抜けだ、誰が何の目的でこんな事をしたのか分からないけど、まさか英語で話し掛けられるなんて。

私は意を決して玄関の扉を開けた。


そこには、全身真っ黒コーデの人が2人と…


ただの男の人が1人…。


『あの、どうされました？』


「まず初めに君に話がある。」


眼帯をした男が口を開いた。
この人は日本語が話せるらしい。


『手短にお願いします。』

「あぁ、君をS.H.I.E.L.D.のエージェントにお迎えしたい。」


『え？何それ？』

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