26話 ページ27
トニーside
「八方塞がりだ。通信は不能、キューブの在処もバナーも、ソーも。そしてAも。大事な仲間も失った。」
ついさっきの襲撃で、僕は大切な友人を失った。
怒りで手が震える。
彼とは長い付き合いで、良好な関係も築けていた。
アベンジャーズ計画など信じていた馬鹿な男でもあるが
彼は尊敬できる男だ。
「馬鹿なヤツさ、1人でロキを相手に…。
言っておくが、フューリーに従う気は無いからな。」
「僕もだ、確かにフューリーの手は血まみれだ。
だか、それでも今やるべきことがある。」
「ロキはヒーローを倒し見せつけたいんだ。」
「ドイツでの立ち回り。」
「ああ、本番はこれからだ、ロキは主役で目立ちたがる。
そびえ立つ塔に自分の名を刻みたいんだ。」
スティーブは眉を上げて真っ直ぐに僕を見ていた。
「…まずいな。」
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みす(プロフ) - あわさん» コメントありがとうございます…!楽しんでいただけて何よりです!続編も作成中なので気長に待っていただければ嬉しいです。引き続きよろしくお願いします! (2022年8月3日 17時) (レス) id: f014233af7 (このIDを非表示/違反報告)
あわ - 楽しく読まさせてもらってます!更新楽しみにしております! (2022年8月3日 2時) (レス) id: 6d25826f7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みす | 作成日時:2022年7月19日 1時