24話 ページ25
私が初めてアスガルドに行った時
ソーやロキは既にアスガルドを守る立派な王子だった。
私は1歳で、まだ言葉も話せない小さな子ども。
母上に抱かれ、ロキやソーに会った時。
ロキは私を見て「愛らしい」と微笑んでいた。
それは今でも私の記憶に焼き付いている。
ソーはその隣で、あまり興味が無さそうに
オーディンと戦の話をしていたのを覚えている。
私がロキを慕うのは
一緒に居た時間がソーよりも長いから。
だからこそ知っている。ロキの心は脆く繊細な事も
きっと、自分が本当の息子じゃない事に酷く傷ついたのだと思う。
自尊心を傷つけられることは、ロキにとって重大な事件だ。
『ロキにも、1人くらい味方がいたっていいでしょう。』
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みす(プロフ) - あわさん» コメントありがとうございます…!楽しんでいただけて何よりです!続編も作成中なので気長に待っていただければ嬉しいです。引き続きよろしくお願いします! (2022年8月3日 17時) (レス) id: f014233af7 (このIDを非表示/違反報告)
あわ - 楽しく読まさせてもらってます!更新楽しみにしております! (2022年8月3日 2時) (レス) id: 6d25826f7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みす | 作成日時:2022年7月19日 1時