21話 ページ22
『私も、S.H.I.E.L.D.に入る気は無いけど
ナターシャさんはとても好き。』
「S.H.I.E.L.D.に何か嫌なことでもされたの？
私もあなたの事好きよ。
あと、ナターシャって呼んで。」
恐ろしい程に美しいナターシャさんに、好きなんて言われたら、どんな人間でも太刀打ちできないだろうな…
それにウィンクまで…。とても魅惑的だ。
「女子トーク中に申し訳ないが、僕は一旦ラボに戻る」
取り残されたブルース・バナーという男は
なんだかオドオドしていて、落ち着かない様子。
『それで、あなたは何を担当しているんですか？』
「僕は、呼び出されてここに来た。
何か役に立てることがあればいいが。」
「彼、キャプテン・アメリカって言うヒーローなの
最近の知識には疎いから手加減してあげてね。」
『見た目は子供だから、そんなに身構えないでいい。
子供扱いされたらちょっと腹が立つだけ。』
困ったように眉を下げて笑う姿に、多少の愛らしさを感じる。近所に住んでいたおじいちゃんみたいな雰囲気だ。
見た目とは裏腹に、気の弱い人なのかな。
『バナーさん、貴方は…博士でしょ？』
「君、どうして分かったんだ…？」
当たろうが当たるまいが、どうでもいい
でも興味を持たれたなら話は別。
『勘だよ。メガネをしている、もしくは…
似合いそうな人はだいたい博士なんだよ。』
「不思議な子だね…。でも、ものすごい偏見だ」
苦笑いでこちらを見る博士に多少申し訳なさを感じた。
『もちろん偏見だよ？でもこれは私の教訓の1つ
あと、誰も傷つかない。』
「？。ユーモアを感じるよ笑 じゃあ僕もラボに。」
バナー博士は、片手を上げてトニー・スタークと同じ方向に歩いっていった。
結局、みんな曲者超人って訳か…。
いやスティーブ・ロジャースはただの人間…？
だとしたらバナー博士もそう、いや皆そうだ。
頭の中でそんなことを考えていると
また扉から人が入ってきた。
今度は、私もよく知ってる人の姿が見える。
『ソー…？』
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みす(プロフ) - あわさん» コメントありがとうございます…！楽しんでいただけて何よりです！続編も作成中なので気長に待っていただければ嬉しいです。引き続きよろしくお願いします！ (2022年8月3日 17時) (
レス) id: f014233af7 (このIDを非表示/違反報告)
あわ - 楽しく読まさせてもらってます！更新楽しみにしております！ (2022年8月3日 2時) (レス) id: 6d25826f7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みす | 作成日時：2022年7月19日 1時
