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20話 ページ21

ついて行った先には沢山のエージェントと思わしき人が居た。

みんなモニターを見て、各々するべき事をやっているのだろう。

『ナターシャさん!』


「あら?ヘリキャリアに不法侵入したのは

貴方だったのね?また会えて嬉しいわ。」


ハグをして、口角を上げたナターシャには、さすがの私も怯んだ。

だってこんなにも綺麗な人、神以外で初めて見たから。

ナターシャが座る後ろの席から
見覚えのある顔と初めましての人が入ってきた。


「みんな集まったな。紹介しよう、彼女はAだ。

歳は9歳だ。だが実際は19歳くらい。」

紹介をし終えて振り返ると「これでいいか?」と尋ねるフューリーさん

私は頷き、軽く返事をする。

ナターシャはもう既に受け入れている様子。

それとは反対で、前と同じ反応をするトニー・スターク

後の男性二人も、かなり動揺している。

『アー、アイドント、スピーク、イングリッシュ』

その私の一言で、4人の喧嘩が始まった。


「こんな子どもが、何の役に立つって言うんだ!

僕は反対だ。ラボに戻るよ。」


「あぁ、そうだよ。この子がもし万が一

戦いに巻き込まれたら…。」


「フューリー、僕も反対する。

まだ子供じゃないか。中身はなんて冗談を言っている場合じゃない!」


「大丈夫だ。この子は君達が考える程、柔じゃない。」


『そうだよ、舐められちゃ困る。

と言うか私は戦いには参加したくない。』


日本語を話した方が、組織的にも諦めがつくと思ってた。

でもそれはなかった、ここにいるエージェントの中には、日本語が話せる人なんて山ほど居そうだし

長官がその1人なら、変な抵抗をする意味もない。


「君、前に家に行った時は英語が分からないって言わなかったか?」


『話せるよ、そんなの当たり前。』


「一体何者なんだ…頭が上手く整理できない…。」


『あなた名前は何?』


「…ブルース・バナーだよ。よろしく…」


「僕は、スティーブ・ロジャースだ。」


『私はA、神だ。』
そう言いながら、魔法を使って両手から短剣を出した。
ロキの真似みたいな感じで。

そういった途端、場の空気が凍った。
両手が小刻みに震える。

『あ、あれ?笑 こういう冗談って

アメリカ人には通用しないんだっけ…?』


「いいじゃない、貴方気に入ったわ

私は賛成、この子といたら楽しそう。」

そう言いながら私の肩を抱いたのはナターシャ

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みす(プロフ) - あわさん» コメントありがとうございます…!楽しんでいただけて何よりです!続編も作成中なので気長に待っていただければ嬉しいです。引き続きよろしくお願いします! (2022年8月3日 17時) (レス) id: f014233af7 (このIDを非表示/違反報告)
あわ - 楽しく読まさせてもらってます!更新楽しみにしております! (2022年8月3日 2時) (レス) id: 6d25826f7f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みす | 作成日時:2022年7月19日 1時

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