18話 ページ19
スティーブside
長年の眠りから覚めた僕は
まだこの状況を受け入れられずにいた。
毎日考えるのは、戦場の最前線で戦ってきたあの時のこと
そして、僕が心から愛していた女性のことだ。
「キャプテン、そんなにぼーっとしてどうしたの?」
ナターシャが少し険しい顔で僕を見る。
「少し考え事をしていた。すまない。
それで何か用か?」
「いいえ、貴方が心配で。何も無いなら良かった。」
ナターシャは少し笑って、僕の肩に手を置いた。
「昨日の夜、久しぶりに戦って思ったんだ。
僕はまたこれからも沢山の敵と闘うことになるのかって
正直、迷ったよ…笑」
「嫌なら、辞めてもいい。あなたの人生よ」
「そうだな、ありがとう。」
「ええ、気にしないで。」
「長官!侵入者です!ロキと話しています!」
突然の出来事に、エージェント達が慌て始めた。
「僕も行きます。」
「キャプテン、相手には危害を加えるな。」
「了解。」
銃を持った兵士たちの誰よりも早く、現場に到着した。
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みす(プロフ) - あわさん» コメントありがとうございます…!楽しんでいただけて何よりです!続編も作成中なので気長に待っていただければ嬉しいです。引き続きよろしくお願いします! (2022年8月3日 17時) (レス) id: f014233af7 (このIDを非表示/違反報告)
あわ - 楽しく読まさせてもらってます!更新楽しみにしております! (2022年8月3日 2時) (レス) id: 6d25826f7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みす | 作成日時:2022年7月19日 1時