15話 ページ16
ポータルをくぐった先は、研究室のような場所だった。
見渡してみれば銃を持っている人もいる。
その中で、杖を持ったロキを見つけた。
『ロキ!』
誰かと話していたのか、その声に驚いてとびあがった
「A、何故ここに!」
『ロキが心配できたの。でも生きててよかった。』
「邪魔をするな!私は心配など必要ない。」
まだ幼い頃、ロキは沢山私を可愛がってくれた。
私はそんなロキの事をとても慕っている。
だから、そんなふうに突き放されると結構辛い。
『私は用事があるから行くけど。
ロキ。怪我はしないで…。さよなら』
私はまたポータルを作り、ニューヨークへ行った。
どうやら、さっきアメリカに降り立ったのも、ニューヨークだったようだ。
『泊まれる場所を探さないと…。フューリーさんと会うのは
それからでいいか。』
泊まれる場所を探すと言ったものの、お金や着替えは全て
日本の家に置いてきたことを思い出した。
私はまたポータルを作り、無慈悲に爆破された家へと戻った。
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みす(プロフ) - あわさん» コメントありがとうございます…!楽しんでいただけて何よりです!続編も作成中なので気長に待っていただければ嬉しいです。引き続きよろしくお願いします! (2022年8月3日 17時) (レス) id: f014233af7 (このIDを非表示/違反報告)
あわ - 楽しく読まさせてもらってます!更新楽しみにしております! (2022年8月3日 2時) (レス) id: 6d25826f7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みす | 作成日時:2022年7月19日 1時