13話 ページ14
『ロキが生きてるって、そんなはず…』
ロキは一年以上前
ソーとの争いで自ら次元の狭間へと落ちていった。
そう父上が言っていたはず。
「ロキは今、ミッドガルドを支配しようとしている。
Aにも手を貸してほしい。」
『ソーが居るでしょ?私には関係ない…。』
「インフィニティストーンだ。止めないとまずいことが
起こる。ミッドガルドに。」
小さい頃、父上はよく言っていた
インフィニティストーンは比類なき強大な力を持つ魔法の石だと。
私はしばらく考えていた。私がこの役目をする必要があるのか。
何秒か続いた静かな空白を埋めるように、父上が言った。
「ロキはマインドストーンを使って、地球を支配しようとしている。A頼む。」
父上にこうして頼み事をされたのは初めてで
内心とても嬉しい。ロキの事も少し心配だ。
ましてやマインドストーンだなんて最悪。
大好きな地球が危険な目に合うのも嫌だ…。
『私の家のことについては、また後で話しましょう。
父上、地球に戻してください。』
「あぁ、気をつけてくれ。」
『任せてください。(フューリーさんにも会わないと。)』
また虹色の光に包まれて、私は地球に戻った。
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みす(プロフ) - あわさん» コメントありがとうございます…!楽しんでいただけて何よりです!続編も作成中なので気長に待っていただければ嬉しいです。引き続きよろしくお願いします! (2022年8月3日 17時) (レス) id: f014233af7 (このIDを非表示/違反報告)
あわ - 楽しく読まさせてもらってます!更新楽しみにしております! (2022年8月3日 2時) (レス) id: 6d25826f7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みす | 作成日時:2022年7月19日 1時