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柳田「抜け駆けしないでもらえる?」

大谷「抜け駆け?僕はただ話したかったから話しかけただけですが?」



バチバチモード…。





柳田「わざわざ敵の専属カメラマンの足をとめさせてまで話しかけんな」

柳田「迷惑だから。」


大谷「迷惑?」

「あっ、いやぁ…?」

大谷「Aは別に迷惑じゃないみたいですけど?」

柳田「つうか何しれっと名前呼びしてんの、いつから?!」

「え?あー…えっと、」

大谷「知ってどうするんですか?関係ないし。」



そういうと翔平は柳田さんから私を強引に離し、
私の腕を握り自分の方へ寄せた



「あ、あの2人とも…」

柳田「は?なに?喧嘩売られてる?おれ」

大谷「まさか。売ってませんよ。ただ僕は、迷惑かどうか、嫌かどうかなんて僕たちが決めれる事じゃないですよね?って言ってるんです」

柳田「(^ω^#)」

「おーい…ふたりとも〜…」

大谷「正々堂々勝負って言ったのは柳田さんですよね?だから僕はそれを実行しているだけですよ。」

柳田「お前には無理だよ」

大谷「無理じゃありませんから」

「ちょ、ちょっt」


?「こらっっ!!!!」




「あーあ…」





そう、2人が痴話喧嘩を始めた辺りから
2人の言い合いを割と近くで聞いていた人がいた。
いや、"人達"がいた。




栗山監督「何をやっているんだ!」

工藤監督「とりあえず、2人とも桜木さんから離れなさい」

大谷「…はい」

柳田「やだ」

工藤監督「柳田」

柳田「…はいっす」



2人が私から離れ



栗山監督「まったく、どうしたんだ2人して」

大谷「…すいません」

工藤監督「柳田は言うことないの」

柳田「あいつが最初に喧嘩売ってきたから!」

工藤監督「もういい、黙ってなさい」

柳田「(´-ε-`)」



次は監督2人が話し合い



工藤監督「まずなんで、Aちゃんはこちらにいるんだい?」

「あっ、それは」

栗山監督「私が急遽頼んだんですよ。選手を撮って欲しいと」






栗山監督がそう言うと



工藤監督「桜木Aさんはホークスのっ!ソフトバンクホークスの!専属カメラマンなんだけどなぁ。無茶に扱ってもらっちゃ困るなぁ。復帰したばかりなのに。懲りないねぇ。元はと言えばそちらさんが無理させるから倒れたのになぁ」

「え、えっ、工藤監督っ?!」

栗山監督「言ってくれますね〜?だがしかし現実はですね?彼女はうちと出張カメラマンの契約してるんですよねぇ〜?」





監督同士の戦いへ発展してしまった




.

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設定タグ:大谷翔平 , 野球 , 柳田悠岐   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:maru | 作成日時:2021年8月7日 22時

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