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大谷
「おじゃまします(*^^*)」
大谷「ど、どうぞ」
あーやばいやばいやばいよ!?
勢いで呼んじゃったけど
何話せばいいんだろう…
聞きたいことは沢山あるけど…
別に深い関係でもなんでもないし…
3回くらいしかあったことないし…
少し前にあんな事言った手前…気まづい
お互いに座り少し沈黙
「今日お休みでしたか?」
沈黙を破ったのは桜木さん。
大谷「あ、はい!桜木さんも?」
「はい、私もです(笑)」
大谷「あの、体調は…もう大丈夫なんですか?」
「大丈夫ですよ(*^^*)元気いっぱいです!(笑)あの時はありがとうございました」
大谷「僕は何も…」
「あの…大谷選手が良ければ何ですけど…何かお礼をさせて貰えませんか?」
大谷「え?」
お礼…
してもらうよな事、何もしてないけどな…
でもこんないい機会を逃したくなくて
僕は桜木さんにお願いをした。
大谷「じゃあ…」
「?」
大谷「ファイターズの…専属になってもらえませんか…?」
「えっ?」
桜木さんがホークスが大好きで、
ホークスの皆を大好きなのも分かってるけど
桜木さんがホークスの皆に向けてるくらい
僕も桜木さんが大好きだった。
「…ごめんなさい」
「それは…できないです」
大谷「ですよね」
「凄く有難いし嬉しいんですけど、私がいるべき場所はあそこなんです。」
大谷「…」
嫌われた、かな…。
こんな無茶な要求する男なんて
嫌いだよね。
「でも…、日ハムさんとは出張カメラマンとして契約はしてるので、呼ばれたら行きますよ(*^^*)」
大谷「じゃあ…また会えるんですか?」
「はい!(笑)でもホークスが優先になっているので、そうだなぁ…2ヶ月に…1.2回くらいしか行けないかもですけど」
大谷「…個人的に会う約束はしたらダメですか?」
「え?!」
大谷「家も近いみたいですし…もし週刊誌とかそういうのが気になるようだったら撮られないように徹底しますし」
あー、何言ってんだ…
.
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作者名:maru | 作成日時:2021年8月7日 22時