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you〜更に数週間後
あの日上林に言われた様に、天秤にかけてみた。
「監督、ちょっと良いですか?この前のお話の件で」
柳田「この前?なんそれ」
本多コーチ「お前いいから集中しなさい!」
工藤監督「うん、大丈夫だよ。ちょっと部屋行こうね〜」
「はい」
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.
.
「行きます、アメリカに」
工藤監督「そうか…」
「監督に御恩を返さないまま…すいません」
工藤監督「十分尽くしてもらったし、返してもらおうだなんて思っていなかったよ(*^^*)」
「監督…」
工藤監督「君が決めたなら、僕はそれを全力で応援するよ。向こうに話しておくから詳しく分かればまた話すね。」
「はい、わかりました」
工藤監督「と、こ、ろ、で、だ…」
「はい?」
工藤監督「柳田と大谷選手には言ったのかい?(*^^*)」
「いえ、別に友人という訳でも無いので。柳田さんには辞めるまで言うつもりないですし、大谷選手には言いません。栗山監督には後に伝えるつもりです。」
工藤監督「そうかそうか(笑)」
.
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栗山監督「えっ?!そうなの?!」
「はい」
栗山監督「そうかぁ…残念だけど桜木さんが決めた事なら応援させてもらおう(*^^*)頑張るんだよ」
「ありがとうございます(*^^*)」
.
.
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「ふぅ…」
荷物はあらかた片付いた。
あとは大きい物を先に郵送して、。
母「あんた、彼氏とかいないんだねぇ」
「いません」
引越しの手伝いに母と父に来てもらっていた。
父「男っ気が全くないったら。はぁ…こんなんで我が娘は大丈夫なんだろうか…」
「言っとくけど私、結婚するつもりないからそう言うのはお兄ちゃんに託してね」
父「はいはい」
父「これゴミ出してくるねぇ」
父が部屋から出ていくと母が
母「あんた好きな人いるんでしょ?(笑)」
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作者名:maru | 作成日時:2021年8月7日 22時