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48話 ページ5

道枝 side


店員「あー!!ジャニーズ!!」



?「ちょ、声大きい…」



店員「大丈夫。今人いない」



?「いや、本人に聞こえるわ」



道「A……?」




恭平……Aがいること知ってて俺に言ったな…でも感謝するわ。そろそろ話したかったんやAと
お会計に行くとレジにはAがいた


全く目を合わせてくれへん…悲しいんやけど
この間の放送見てくれたかな。きっと見てくれてるやろな笑




道「外で待ってるわ」



「え、」



店員「知り合い!?」



「内緒ですよ」




バイトの先輩なんかな…モヤモヤするやんそんな仲良さそうやと…
外で適当にスマホをいじりながら待っていると、Aが突っ立っていた



道「なんで固まってるん?」



「あ、いや、絵になるな〜と思って……」



道「ふーん、立ち話もなんだしどっか行こか」





絵になるなんて言葉に照れて、冷たい返しをしてしまった…久しぶりに会うからめっちゃ緊張するねん
タクシーに乗ってAが行き先を伝える

何となく気まずくて、喋ることも無くて、ふと隣を見る。窓から外を眺めるAの顔が綺麗で、大人になったな…なんて見とれていた

俺の視線に気づいたのか不思議な顔してこっちを見るAから慌てて目を逸らす
やば、、、俺めっちゃ惚れてるやん…いやそうなんやけど…

数年会わないだけで大人になってて、元々可愛い…というか綺麗やったのに更に綺麗になってるとか…
顔が赤くなる感じがして訳もなく頭をわしゃわしゃした





夢主 side



タクシーから降りて部屋の前まで行く。一言も会話無し



「はい、どうぞー」



道「お邪魔します。おー相変わらず綺麗やな」



「女の子ですから」



道「さすがやね」



そんなことを言いながら私の部屋をキョロキョロしてる駿佑。なんか……犬みたい



「適当に座って。何飲む?」



道「いい、俺自分で用意する。何ある?」



俺客やないから笑と言って冷蔵庫を開けている



「んーお茶とかお茶とかお茶とか…」



道「お茶しか言ってないやん!!嘘つけ!冷蔵庫の中にジュースある!!」



「よく見て」



道「え、?''理沙のだから飲むな''……お茶にするわ」



「どうぞどうぞ」



道「この2人くそ怖い……」



「なんか言った駿佑くん?」



道「何も言ってません」




あれ、いつも通りの私たちになっちゃってるよ?さっきまでの気まずさは!?自分らの領域に入ったら大丈夫的な!?

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蒼空(プロフ) - いっちーさん» コメントありがとうございます!ただいま絶賛テスト期間中でして更新できてません...すみません(_ _)でも続きを楽しみに待ってくださりとても嬉しいです!テスト終わったらガンガン更新したいと思います!!少しの間待ってくださるとありがたいですm(_ _)m (2020年2月19日 20時) (レス) id: 5b7268a9df (このIDを非表示/違反報告)
いっちー - 続き見たい! (2020年2月16日 23時) (レス) id: 2169c2a8bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼空 | 作成日時:2020年2月11日 23時

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