35話 ページ39
学校が終わり駅に向かって、いつもの電車に乗る
この時間帯はそこまで人がいないので座れるんだよね〜
ガタンゴトンと揺られて適当に外を眺めていると、駿佑の最寄り駅に着いた。まぁいないとは思うけど探しちゃうんだよね笑
「いないか…いや、いるわけないか笑」
なんて笑ってしまう。どんだけ好きなの自分
ふと端の方に目をやると、見覚えのある人が見えた
いるじゃん。しかも誰かと喋ってる？同級生の子かな
そう考えていると電車が発車する時間になってしまった
乗らないの？一旦家帰って荷物取ってから練習行くって言ってたけど…遅れないのかな？大丈夫？
そしてゆっくりと進む電車の窓から見えたのは、小柄な可愛らしい女の子の頭を撫でる駿佑だった
そこからどうやって家に帰ったのかも分からない
いくら人が少なかったとはいえ、マスクをしていたからとはいえ、駅であんな堂々と頭撫でます？ジャニーズだよね？
いや私も同じことをされてるけど…幼馴染だから…
待って
幼馴染だからっていいの、、、？
外で頭撫でられたり、手繋いだりしていいの？
涙が勝手に出てきて止めようとしても止まらなくて、なんで泣いてるの…駿佑があの子のこと好きだなんて分からないじゃん
いや分かるでしょあの顔見れば。めちゃくちゃ優しい顔してたじゃん
こんな風な考えを繰り返すばかり。ぐるぐる頭が回って疲れてしまった…
コンコン
道「Aおるやろ〜？」
「待って入らないで」
道「え、あー分かった。俺練習行ってくるわ。夜ご飯は大丈夫だと思う」
「分かった。頑張ってね、いってらっしゃい」
道「うん。いってきます」
私は私の中で幼馴染だからって甘えてたのかも。外出したっていいでしょ幼馴染なんだから。なんて心の底で本当は思っていたのかも
なんて馬鹿なんだろう…相手の子を、駿佑を攻める権利なんて私は持ってない怒る権利はない
そろそろ離れるべきなのかな
適当に夜ご飯を済ませお風呂から出た時、ちょうど駿佑が帰ってきた
道「ただいま」
「おかえり。お風呂入ってきなよ」
道「そうするわ。疲れた〜…」
駿佑がお風呂から出てきたら聞こう。冷静に冷静に…
道「今日も疲れた！」
「お疲れ様。あのさ、」
道「ん？」
「今日駅で一緒にいた子は誰？」
道「駅、、、？」
「帰り。電車から見えたの」
そう言うと少し考える駿佑。こんな聞き方、嫉妬深い彼女みたい笑
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蒼空(プロフ) - 星楽さん» そうですね笑私同い年ですけど、あんなかっこよくて美しすぎる同級生なんて他にいるはずがないんですよね笑 (2019年9月1日 0時) (
レス) id: 5b7268a9df (このIDを非表示/違反報告)
星楽(プロフ) - 蒼空さん» あんなにかっこいい先輩、他にどこにいるのか。っていうとこですね笑 (2019年8月31日 23時) (レス) id: e5d2e5ce12 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - 星楽さん» みっちーの幼なじみなんて、前世でどれくらいの徳を積めばいいのか… (2019年8月31日 23時) (レス) id: 5b7268a9df (このIDを非表示/違反報告)
星楽(プロフ) - 蒼空さん» そうなんですよ…歳は大して変わらないのに…… (2019年8月31日 21時) (レス) id: e5d2e5ce12 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - 星楽さん» そうですよね笑私もいつも書いてて思ってます笑 (2019年8月31日 21時) (レス) id: 5b7268a9df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼空 | 作成日時：2019年6月11日 19時
