33話 ページ37
しばらく顔を覆っている駿佑
いつまでも動かないのが気になって声をかけてみる
「ねぇ、どうしたの？」
道「…」
「見惚れてるって、、、まぁ駿佑かっこいいし幼なじみだって見惚れる時ぐらいあるよ」
道「あのさ、」
「は、はい」
声をかけるといつもより低めの声で話しかけてくる
その雰囲気で何となく「はい」なんて返事をした
下を向きながらこっちに向かってくるので表情がわからない、、、
私が座ってる前に来ると、目線を合わせるために駿佑も座った
「駿佑…？」
道「そういうこと言われると、こっちも耐えらへんわ」
「そういうこと…？」
道「分かっとらんよな〜笑」
分かってない？耐えられない？何が？どういうこと
いつもの駿佑とは違う感じに頭が混乱してるのに、さらに訳分からないこと言われてさらに混乱する
下げていた頭をあげて私の目を見る駿佑
道「ただの幼なじみとは思わんでな」
「え、？」
道「俺も男やで。おやすみ」
「え、あ、お、おやすみ」
ﾊﾞﾀﾝ
「なんだったの…」
謎に緊張していた体の力がへなへなと抜けていく
道枝 side
外に出た俺はドアに寄りかかって座り頭を抱えていた
道「いや、何言ってんの俺…」
男やでってうん、まぁそうなんだけど
いきなり何言ってんの！？って感じだよな向こうからしたらうわ、ほんとやらかした
道「俺のバカバカバカ…」
意識して欲しいからって突然あんなこと言うか普通
でも向こうも悪いで、、、幼なじみだって見惚れる時ぐらいあるよって可愛いこと言わんといてや…
道「かっこいいしって言ってた…」
あーもう寝る！寝よう！！色々考えると悲しくなるわ！
夢主 side
「結局昨日のなんだったんだ…」
お弁当＆朝ごはんを作りながらそんなことを呟く
あの後は考えると寝れなくなると思って思考を停止させた
「俺も男やで、ねぇ…」
正直に言っていい？めっちゃかっこよかったんだあの時の駿佑
ちょっと、いや、結構ドキッとした
常に一緒にいるからどんなに好きでもやっぱり幼なじみっていう考えは抜けない
でもあんな風に言われるとね…しかも顔めっちゃ真剣だったし冗談で言ったわけじゃなさそうだから…意識しちゃうな…
「あっぶな！焦げる！！」
料理中に考え事するのは危ないな、笑
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蒼空(プロフ) - 星楽さん» そうですね笑私同い年ですけど、あんなかっこよくて美しすぎる同級生なんて他にいるはずがないんですよね笑 (2019年9月1日 0時) (
レス) id: 5b7268a9df (このIDを非表示/違反報告)
星楽(プロフ) - 蒼空さん» あんなにかっこいい先輩、他にどこにいるのか。っていうとこですね笑 (2019年8月31日 23時) (レス) id: e5d2e5ce12 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - 星楽さん» みっちーの幼なじみなんて、前世でどれくらいの徳を積めばいいのか… (2019年8月31日 23時) (レス) id: 5b7268a9df (このIDを非表示/違反報告)
星楽(プロフ) - 蒼空さん» そうなんですよ…歳は大して変わらないのに…… (2019年8月31日 21時) (レス) id: e5d2e5ce12 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - 星楽さん» そうですよね笑私もいつも書いてて思ってます笑 (2019年8月31日 21時) (レス) id: 5b7268a9df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼空 | 作成日時：2019年6月11日 19時
