二十六話 ページ33
車の中で男性と少しながら話をした。
どうやら彼は異能特務課の坂口と言う人らしい。
私の顔は知っているらしい。
なんでかと問うと、私が何か事件をしでかしたのでその事で一度関わったことがあるとかなんとか。
そんな話をしていると私は安心からかうつらうつらしてきて、遂には眠ってしまった。
はっとめが覚めがさめて、今はどの辺か聞くともうすぐ横浜につくらしい。
しばらく無言で景色ばかり眺めていると、車が急ブレーキをかけた。
「…っ…どうしたんですか？」
安吾「前に人が…」
目を開ける事が出来ないので「そうですか…」とだけ返すと、今度は急発進した。
「うわ！」
あまり急だったので驚いて叫んでしまった。
「さ、坂口さん…どうしたんですか？…」
安吾「…あとで説明しますから、今は少し待っていてください。」
「…はい…」
しばらく曲がったり直進したりして、ちょっと落ち着いてきたかなと思うと今度は車体が大きく横に揺れた。
安吾「有島さっ…」
坂口さんが名前を呼ぶとともに私の体は外へなげだされた。
しばらく転がっていくと、周りに人がいるらしく、ざわざわ言っているのが聞こえる。
頭を打ったのか頭痛がする。
意識が薄れていくので命の危機を感じながらも私は静かに目を閉じた。
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気がつくと、アルコールの匂いがした。
頭を摩ると包帯が巻いてあった。
ここは多分病院なんだろう。
あのあときっと誰かが救急車を呼んでくれたのだろう。
『先生！有島さんの目が覚めました！』
私の様子を見にきたのか、扉の前で看護師が声をあげた。
しばらくすると誰かが私の側にきた。
「有島さん、気分はどうですか？」
「至って普通です。…あの…二つほどいいでしょうか」
「はい」
「ここは横浜市内ですか？」
「ええ…」
「そうですか。」
取り敢えず逃げては来られた。
「あともう一つ…同乗していた男性は…無事でしたか」
「わかりませんん。車から転げ落ちてきたとの目撃情報はありますが、その場に倒れていたのは有島さんだけですから」
「そうですか。」
また同じよう返す。
そのあと様態のことに付いて話してくださった。
もうあと一日で退院できるそうだ。
ーー
ツッタカター始めました！
@MAX79343460です！
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終わり
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あ - とても面白いです!! 続きが気になります！ (2022年12月27日 0時) (
レス) @page33 id: f2f05df21c (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 初コメ失礼します！文才の神か何かですか作者樣、、、?←凄く面白いです！更新楽しみにしてます！ (2022年2月9日 1時) (レス) @page33 id: 04c952a5b3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんた(プロフ) - 続きが気になる、、、 (2020年1月1日 17時) (レス) id: 861ce0be8f (このIDを非表示/違反報告)
MAX黒城(プロフ) - 千さん» ありがとうございます！頑張ります！！！ (2017年5月8日 4時) (レス) id: fa125b920f (このIDを非表示/違反報告)
千(プロフ) - 全然大丈夫ですよ！文才は減ってなんていません！むしろ私から見たら増えてるような……。なので、大丈夫、です！続きが気になります！頑張って下さい！ (2017年5月8日 4時) (レス) id: c3a5a30d5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MAX黒城 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=Konatu060
作成日時：2017年3月17日 16時
