幸せと狂気 ページ2
NOsido
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣
『__でね！エマもすごくおどろいてたんだ！』
「ﾌｯ、そうか」
あの一件から、少しずつ縮まる親子の距離。
Aにとっても、カタクリにとっても、とても幸せな時間だった。
『__ねぇ、パパ』
「？」
『エマ...は、どうなっちゃうの？』
フと頭を過った１つの疑問。Aは少し悲しげな表情を見せながら言葉にした。
実際に見たことはなくとも、噂には聞いたことがある恐ろしい
『おばあさまはめずらしいものが好きで、めずらしい生き物は本の中にとじこめちゃうんでしょ？』
布団をギュッと握りしめ、より一層悲しげな表情を見せるAを見て、カタクリはこう口を開いた。
「安心しろ。ママには俺から言っておく。__だから、そんな悲しげな顔はもうするな。俺まで悲しくなる。」
席を立ち、Aの頭を不器用な手つきでポンポンと撫で、目で優しく笑いかけるカタクリは、いつもの“完璧な次男”をしているときより、リラックスしたようにも見えた。
そんな父の言葉に安心したAは ありがとう の一言を言って、向日葵のような笑みを返した。
￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜一方その頃、とある王国では〜
「なに？！あの海賊どもがしくじっただと？！」
玉座に座る一人の男が声を荒くして叫んだ。
「はい。シャーロット・カタクリの手により、海賊たちは全滅。船も沈まれたようです」
「なっ！船もだと？！あの船にどれだけ金を費やしたと思ってるんだ！！」
玉座をドンっと握りこぶしで殴ると、周りのメイドや執事が肩を震わせた
この男の非道さを知っているからだろう。
「...くそ！いいか！！なんとしてでも！シャーロット・Aを連れてくるんだ！！どんな手を使ってでもだ！！__分かったか？」
ニタリと笑い、次の魔の手が
「「はっ」」
動きはじめた
.
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーアルファベット
X
幸福に慣れるかも知れないモノ
甘いハニーキャンディ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 235人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぬこみかん(プロフ) - あ、、、今思えばそうですね...おしえていただき、ありがとうございました！ (2019年8月4日 11時) (
レス) id: 48704863c4 (このIDを非表示/違反報告)
ポムポム(プロフ) - 従兄弟は自分の親の兄弟の子を指すので、ペロスペロー等カタクリの兄弟は主人公の従兄弟ではないですよ〜！ (2019年8月2日 3時) (レス) id: 5ebf1983d3 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこみかん(プロフ) - 注意:この作者は亀更新です。その上語彙力がありません。ご了承下さい。 (2019年7月31日 10時) (レス) id: 48704863c4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぬこみかん | 作成日時：2019年3月26日 12時
