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story 2 ページ2
私たちが出会ったのは
朝でもない
昼でもない
夜でもない
太陽が半分沈みかけている
イチョウの木の下だった
その当時、私は
『OL』として
新人ながらも残業をして
毎日毎日、仕事づくしで頑張っていた。
そんなある日
「おい、何回ミスすればすむんだ？」
そう課長から言われた。
最近の私は
仕事でもミスが多く
人間関係もあまり上手く行っていなかった。
上司からは陰口を言われ
精神的にも病んでいた。
だから私は
会社を辞めることにした。
その夜
行く宛もなく、ふらふらと
イチョウの木が綺麗な道を歩いていた。
『きれい……』
そう呟くと
「ふはっ」
っと
ひとつ笑う男の人がいた
「あ、ごめんね？」
1人でなんか言ってるからさ、
なんて言いながら
彼はまたひとつ笑った
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作者名：ゆうき | 作成日時：2018年9月21日 19時
